前田穂南が高地合宿で“野口金ロード” 青梅マラソン30キロで日本新から一夜

本紙を手に笑顔を見せる前田穂南
本紙を手に笑顔を見せる前田穂南

 16日の青梅マラソン女子30キロを1時間38分35秒の日本新記録で制した東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(23)=天満屋=が17日、都内で取材に応じた。「アップダウンが激しいコースだったので筋肉痛もありますが、とりあえず少しのんびりしたいです」と笑顔で話した。

 優勝賞金50万円に加えて、コースレコード賞200万円の計250万円も手にしたが「う~ん…欲しいものは特にないので、貯金ですね」と控えめな23歳。16日は武冨豊監督の66歳の誕生日。「毎年チームみんなでプレゼントを渡すんですけど、(青梅マラソン前の)練習終わりには監督すぐ帰っちゃって…。岡山戻ってから、みんなでちゃんとお祝いしたいです」と笑顔。指揮官にとって教え子の日本新は初めてだっただけに、最高のバースデーとなった。

 今後は米国・アルバカーキを中心にいくつか合宿を行いつつ、レース出場も視野に入れている。昨年末から青梅マラソンまでは質の高さも重要視してきたが、標高約1600メートルの地では地道に足作りしていくつもりだ。30キロ前日本記録保持者となった野口みずきさんも、青梅マラソン後からアテネ五輪金メダル獲得までには中国やスイスなどで高地合宿。前田もほぼ同じ流れで札幌での42・195キロへ備えることになりそうだ。

 レースには、大阪から家族も応援に駆けつけ「声援が力になりました」と大記録達成を後押し。監督、仲間、家族、そしてファン。感謝の気持ちを胸に、これからも走り続ける。

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