【巨人】パーラ、初球安打でシャーク・ダンス…亀井に正しいやり方指導も

2回、来日初安打となる二塁打を放ち、塁上でサメポーズを披露したパーラ(カメラ・中島 傑)
2回、来日初安打となる二塁打を放ち、塁上でサメポーズを披露したパーラ(カメラ・中島 傑)
ファンもサメポーズ
ファンもサメポーズ
DeNA・ロペスもベンチでサメポーズ
DeNA・ロペスもベンチでサメポーズ

 ◆オープン戦 巨人1―4DeNA(16日・沖縄セルラースタジアム那覇)

 巨人の新外国人パーラが、DeNAとのオープン戦開幕戦(那覇)で“初安打”をマークした。2回無死一塁、左腕・桜井の初球を逆方向へはじき返す二塁打とし、塁上で「シャーク・ダンス」を披露した。打席に立つ際には登場曲「ベイビー・シャーク」も流れ、球場内は大盛り上がり。チームは4年連続オープン戦初戦黒星となったが、新助っ人がチームにもファンにも刺激を与えている。

 地をはうような強烈なゴロが三塁線を破った。パーラは二塁ベースにたどり着くと、ベンチに向かって両手を上下に小刻みに叩く「サメポーズ」を試合で初披露した。1点を追う2回無死一塁、先発左腕・桜井の初球の直球をはじき返し来日“初安打”をマーク。「とてもよかったと思う。どんどん打席に立って慣れていきたい」と満足そうに振り返った。原監督も「まあ、そのぐらい打ちますよ」とニッコリだ。

 打席に立つ際には登場曲「ベイビー・シャーク」が流れた。昨年世界一のナショナルズで球場全体を一つにした曲は早くも日本で浸透。スタンドにいた観客だけでなく、相手ベンチのDeNA・ロペスまで満面の笑みで手をパンパンさせた。

 試合前から興奮しっぱなしだった。「顔見知りだった」という同じベネズエラ出身のラミレス監督と対面。「向こう(ベネズエラ)でも有名人だった。僕にとって大きな存在」。あいさつを交わすとボルテージが上昇した。15日の韓国・サムスン戦では2打席で2三振。「昨日は昨日。今日は今日」と気持ちを切り替え、大先輩の前で一打を放った。

 チームにも溶け込んでいる。キャンプでは「朝4時から練習できないか」とチーム関係者にお願いするほど練習熱心な男。さすがに球場が開かず、午前7時半出発で早出トレに励む。実績ある大リーガーの熱心さにGナインも厚い信頼を置く。打撃練習では年齢問わず丸、亀井、小林、モタなどへ打撃の助言を送り「気づいたことを言っているだけだよ」。この日、ベンチでは亀井に「シャーク・ダンス」の正しいやり方を身ぶり手ぶりで指導し、場を和ませた。チームのムードメーカーになっている。

 ノーステップ打法でバットを振る。両足を地面から離さず、球を手元まで引きつけコマのようにその場で回転する。「体がぶれないし、変な動きがなくなるので」。以前から続けているフォームを日本でも継続。4番・岡本の後ろを打つ打線のキーマンは、来日して半月あまり。日本の野球に徐々に順応して安打を量産していく。(小林 圭太)

 ◆ヘラルド・パーラ(Gerardo Parra)1987年5月6日、ベネズエラ生まれ。32歳。04年にDバックスと契約。09、13年にはWBCでベネズエラ代表入り。09年5月にメジャーデビューした。11、13年に外野でゴールドグラブ賞を受賞。ブルワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツを経て、19年途中にナショナルズ入りし、ワールドシリーズ制覇に貢献した。180センチ、95キロ。左投左打。

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2回、来日初安打となる二塁打を放ち、塁上でサメポーズを披露したパーラ(カメラ・中島 傑)
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