チャゲアス初期楽曲支えた音楽プロデューサー・瀬尾一三氏、Chageと再タッグを約束

トークイベントを行った瀬尾一三氏(左)とChage
トークイベントを行った瀬尾一三氏(左)とChage

 中島みゆき(67)、長渕剛(63)らの作品を多数手がけた音楽プロデューサー・瀬尾一三氏(72)が16日、都内で書籍「音楽と契約した男 瀬尾一三」の発売記念トークイベントを開催。シンガー・ソングライターのChage(62)もゲスト出演した。

 中島の「糸」、長渕の「とんぼ」などを手がけた希代のヒットメーカー・瀬尾氏にとって初の著書。瀬尾氏のプロデュース論やヒットの真相がつづられているほか、山下達郎らとの対談など盛りだくさんな内容の一冊となった。瀬尾氏は「長い間日陰を歩いてきましたが、初めての本を出すことができました」と照れくさそうに笑った。

 CHAGE and ASKAのデビュー曲「ひとり咲き」などの編曲を担当した縁で、この日はChageも参加した。瀬尾氏が「伝説のグループ、CHAGE and…」と、昨年脱退したASKAの名前を冗談で避けると、130人の観客からは笑い声が。Chageも「CHAGE and ASKAって言ってくださいよ」と笑い飛ばした。続けて、デビュー当初の瀬尾氏とのタッグについて「あの瀬尾さんがやってくださるんだと驚いた」と回顧し、「僕たちがギター一本でテープ回しながら弾いたデモを瀬尾さんに渡すと、色をつけてくれた。アレンジャーってすごい仕事」と感謝した。

 瀬尾氏とチャゲアスはデビューの79年から80年代後半までタッグを組んだが、「瀬尾さんからの脱皮に僕たちは悩んだ。レコード会社の人は『ひとり咲き』みたいな曲を作って欲しいと言っていた。ASKAが『瀬尾さんの音楽から抜けられない』と言っていたのを僕も覚えている」とChage。自分たちのスタイルが築けず、グループ名の表記を変更するなど、もがき苦しんだ後に「SAY YES」などヒット曲を連発したと明かした。瀬尾氏も「君たちはちゃんと脱皮した。僕はチャゲアスを生まれさせたかもしれないけど、ちゃんと通過儀礼して成人をしたことはすごいこと」と国民的デュオに成長した2人をたたえたが、「残念なのはCHAGE and…になったこと」とオチをつけて笑いを誘った。

 気心の知れたChageとのトークに心を許したのか、瀬尾氏は多弁に。「相方(ASKA)の曲をいっぱいやったけど、カミングアウトすると、君の方が好き。ドライとウェットの混ざり方がすごくステキ」とChageの歌声の魅力を語った。さらにChageから「何歳まで現役を」と聞かれ「75歳を目標にして様子を見ます。僕が辞めるまでに君のバラードをアレンジしたい」とラブコール。Chageも「喜んで!」と再タッグに声を弾ませた。

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