新打法に挑戦中のエンゼルス・大谷が語る打撃理論とは? 「同じ打ち方で3年、10年と打ち続けることはない」

素振りをする大谷(カメラ・安藤 宏太)
素振りをする大谷(カメラ・安藤 宏太)

 エンゼルス・大谷翔平投手(25)が15日(日本時間16日)、米アリゾナ州テンピで行われているキャンプで、フリー打撃を行った。3日連続となる屋外での打撃練習で43スイングして4本が柵越え。右足を少し上げる新打法を確認した。

 飛距離は球界トップクラスと言われる大谷の打撃。元々は右足を上げて打っていたが、メジャーの投手陣に対応するため、1年目(18年)のオープン戦中にすり足、ノーステップでの打法に切り替えた。今季がメジャー3年目。「実戦でやるかは分からない」と言いながら、キャンプでは再び右足を上げて、打撃練習を行っている。

 「同じ打ち方で3年、10年と打ち続けることはないと思う。変な話、1か月とかもないと思う。本当にトップの選手でも、もっとよくなるために変えて、毎日毎日練習していると思うので、その中の一環というか、目に見えて大きく変わっているので、言われることもあるかもしれないですけど、毎日毎日工夫してやっていければなと思っています」

 一般的に足を上げれば力はより伝わるが、ミート力は落ちる。一方ですり足であれば力を伝えることは難しいが、ミート力は上がる。

 「すごい遠くに飛ばしたいという気持ちはそんなにはないですね、今は。あまりそこを意識しなくてもしっかり飛ぶようなフィジカルも作ってきたつもりですし、そこを削ったとしてもしっかり正確性を求めるような打ち方が出来ればもっとホームランも伸びてくると思いますし、出塁率も伸びてくるんじゃないかなと思います」

 バットの出し方のイメージも「必ずこれというのはない」と言い切る。常に柔軟性を持ち、練習にも取り組んでいる。

 「遠くに飛ばすのも大事な練習ですし、やらなければいけない練習でもありますけどより正確に当てていくのも大事な練習ですし、そのバランスが大事。ただ当てればいいわけでもないし、思い切り振って遠くに飛べばいいわけでもないので、そのバランスが大事かなと思います」

 大谷のバッティングは、考えて試行錯誤しながら、進化を続けている。

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