【中日】仙台育英高バッテリー「梅津×郡司」フレッシュ対談

プロでのバッテリー勝利を目指す(左から)梅津晃大と郡司裕也
プロでのバッテリー勝利を目指す(左から)梅津晃大と郡司裕也

 5年の時を経て再び2人の時間が進み始めた。仙台育英高出身の中日・梅津晃大投手(23)と、19年ドラフト4位・郡司裕也捕手(22)=慶大=が春季キャンプ地の沖縄・北谷(ちゃたん)でスポーツ報知の取材に応じ、“育英バッテリー”によるぶっちゃけ対談が実現した。お互いの印象や将来の夢などを初々しく語り合った。(取材・構成=長尾 隆広)

 梅津は2年目で初の1軍、郡司はプロ入り初のキャンプ生活。どう過ごしている

 梅津(以下、梅)「昨年はけがで出遅れて、キャンプはずっと2軍だった。今は1年間投げ抜ける体力をつけています。16日の広島戦(北谷)に登板予定です」

 郡司(以下、郡)「疲れもいい感じにきてます(苦笑い)。最初は何もかも分かりませんでしたが、先輩からもご飯に誘ってもらい、少しずつ慣れてきました」

 高校卒業後は別々の道へ。再び同じユニホームに袖を通すことになった

 梅「(キャンプ初日の)アップがやばかった。隣の列に郡司が居る・・・。プロ野球ですよ! 中日の沖縄キャンプで隣に郡司?みたいな。『また一緒に野球ができるんだ』と感慨深かった。『梅津さんってたいしたことない』って思われないように頑張ります」

 郡「僕もうれしかったですよ。色んな意味で最高の後輩が入ってきましたね(笑い)」

 プライベートでも仲が良い。お互いをどう見ているか

 梅「郡司のことを嫌いな人はいないです。みんなから愛されて、誰とでも仲良くなれる。それってどの世界でも大事なことですよね」

 郡「梅津さんが高校のときに球を受けて『将来この人絶対やばい人になる』って確信していました。本当に優しくていい先輩です」

 沖縄では一緒に食事へ出かけたと聞いた

 梅「キャンプが始まってすぐステーキを食べにいきました。郡司は好きな食べ物とかある?」

 郡「卵料理です。その中でもオムライスが大好き。またご飯連れて行ってください」

 2人が初めて出会ったときのことは覚えているか

 梅「実は高校の時って思い出したくないくらい野球をしていないんです。エース番号はもらっていましたけど(佐藤)世那がいたのでほとんど投げてない。郡司は2年からメンバーに入ってた。1年から(1学年3人程度の)ピックアップメンバーに入ってた。僕の中では郡司はすごい人。(ロッテの)平沢とかえぐいメンバーばっかり。本当にすごいやつしかピックアップされない。当時は際だって話すような仲ではなかったよな?」

 郡「めちゃくちゃ持ち上げてくれるじゃないですか! ありがとうございます。バッテリーを組むようになってからはよく話すようになりましたね。大学に入ってからも、よくSNSなどで積極的に絡んでました。前にも話しましたが、すごい潜在能力を持った人だと。この身長でこんなきれいな球筋で。質は良かったけど140キロそこそこ。スライダーもフォークもいい。なんで?と思っていました」

 梅「確かに・・・」

 1か月の長丁場のキャンプ生活。リラックス法は

 梅「長風呂です。差し入れで頂く入浴剤を使ってます」

 郡「分かります。僕も結構長いお風呂で疲れ取ってます。入浴剤うれしいですね。梅津さん去年のバレンタインとかすごかったんじゃないですか?」

 梅「段ボール一箱じゃ収まらなかった。手紙とか全部読ませていただいてますよ。ファンの方には沖縄まで見に来ていただいて、本当に感謝してます」

 プロ野球人生を歩み始めたばかりだが、究極の目標はどこに設定しているか

 梅「まずは中日のエースになること。そしていずれはメジャーに行きたい。選手像は巨人・菅野さんのような圧倒的な成績と存在感。投球スタイルは大谷翔平さんを目標にしている。10勝以上しても“物足りない”と言われる投手になります」

 郡「僕は捕手を長くやりたいし、40歳まで野球をしていたい。捕手で『郡司、郡司、郡司、郡司…』と何年も並ぶようになりたい」

 梅「どんな打者になりたいの?」

 郡「谷繁(元信)さんを理想としてます。小さい頃は城島(健司)さんが『打てる捕手』だったので憧れの選手の一人でした。究極の理想ですが、外角の厳しい変化球をうまく、芸術的に打ち返すのが僕の理想。本塁打より、詰まった当たりでも右前打がいい。本塁打は出合い頭な部分もあるので」

 梅「そこに性格が出てるよな(笑い)」

 今季の目標は

 梅・郡「『2人で1軍バッテリー』」。

 梅「2人で組んで勝ちたいよな。個人的には最低でも2桁勝利したい」

 郡「僕は1年間、1軍にいたい。そして勝利の瞬間、梅津さんとグータッチ!」

 ◆梅津 晃大(うめつ・こうだい)1996年10月24日、宮城県出身。23歳。仙台育英高2年春に甲子園出場も登板なし。3年夏は県大会4回戦で敗退。東洋大に進学し、通算1勝ながら潜在能力を高く評価されソフトバンク・甲斐野、DeNA・上茶谷とともに「東洋三羽ガラス」と呼ばれた。18年ドラフト2位で入団。19年は32年ぶり新人初登板から3連勝を含む4勝1敗、防御率2・34。187センチ、90キロ。右投右打。年俸1500万円。独身。血液型B型。

 ◆郡司 裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年12月27日、千葉県出身。22歳。仙台育英高では3年夏に甲子園準優勝。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、1年秋からレギュラーに定着。4年秋には主将としてリーグVに導くとともに高橋由伸氏(元巨人監督)以来の三冠王も獲得した。19年ドラフト4位で中日に入団。180センチ、86キロ。右投右打。年俸900万円。独身。血液型A型。

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