赤木野々花アナ、「日本人のおなまえっ!」へのこだわり プライベートで赤木姓発祥の地を訪問も

番組セットでポーズを取るNHK・赤木野々花アナウンサー(カメラ・橘田 あかり)
番組セットでポーズを取るNHK・赤木野々花アナウンサー(カメラ・橘田 あかり)
20日の放送では「ややこしい食べ物」を取り上げる
20日の放送では「ややこしい食べ物」を取り上げる

 NHK・赤木野々花アナウンサー(29)は総合テレビ「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(木曜・後7時57分)で2017年4月の初回放送から司会を務めている。コンビを組む古舘伊知郎氏(65)から学んだこと、番組進行のこだわりや見どころの他、目標とするアナウンサー像について語った。(高柳 義人)

 番組がスタートして約3年。東京アナウンス室に異動直後から担当している赤木野々花アナにとっては思い入れの深い番組だ。最初は「人名探究バラエティー」として名字の由来などを紹介、18年4月から「ネーミングバラエティー」となり、さまざまな日本語を掘り下げるようになった。

 「最初は古舘さんの進行の癖というか、やり方とかも全く分からなかった。(共演する)宮崎(美子)さんや澤部(佑)さんがどう反応するか…。でも最近は台本の文字を見るだけで、どういう反応するかがイメージできるようになりました。3年間で相当育ててもらったなと思います」

 古舘氏から教わったことも多い。「アナウンサーの大先輩なので指導してくださります。視聴者目線を大事にされている方です」。番組が開始して間もない頃、「佐藤」をテーマにした回で、直前に大幅な変更を余儀なくされた。人生ゲームのようなすごろくを準備したところ、古舘氏から必要ないのではと指摘された。「VTRもドラマ仕立てなので、(すごろくで)スタジオでも遊んだら何が本質か分からないのではと言われました。どうなるかと思ったけれど、(すごろくを外して)やってみたらやれるんですよ。削ることで本質がクリアになって。言っていることが正しかったんだなと実感しました」

 次回放送からは古舘氏がしゃべり過ぎた場合などに、出す「イエローカード」が導入される。「面白がってくださって、意外と古舘さんは突っ込まれるのが好きみたいで」と笑う。事前打ち合わせは6時間に及ぶことも。“視聴者目線”を忘れずにどうすれば分かりやすく伝わるか。制作スタッフと意見を交わしながら、一から作り上げる心地よさも感じている。

 昨秋、スタッフにも内緒でプライベートで赤木姓の発祥の地を訪れた。「ここまで(番組で)やっていて、行っていないのもなと思いまして、パワーをもらってきました。長野の松本城の近くで、田んぼのど真ん中で、ゆかりのお寺の花がきれいでした。でもなぜか、周りには“青木さん”しかいないんですよ」

 どんどん知識が増えていく楽しみもある。「同年代の人に見てもらいたいと思っているんです。戦後や高度経済成長だったり、昔の話ですが、今の自分の世代にもつながってることが多いので。鎌倉時代でも欲に走ったり、願いを込めて名字をつけたり親近感が湧きます」

 赤木アナが、アナウンサーを志したのは大学3年の時だった。母親の影響で幼少の頃からハープを習い、ハープ奏者を目指していた。大学で国際報道を学び、NHKワールドでアルバイトをした。「アナウンサーと、ハープを舞台で弾いているのが、“表現者”として近い感じがして、この仕事格好いいなと思いました」

 国際報道志望でディレクターとして企画が採用されたこともある。夢は持ち続けている。「報道もバラエティーも全部つながっていると思います。バラエティーでもニュースでも組み立てる脳みその動きは一緒です」と語る。

 憧れの存在は先輩の小野文恵アナ。事前の準備など取り組む姿勢を聞き、細部までこだわって緻密に準備していることを知った。「アナウンサーとしての役割を果たすのは大前提だけど、小野さんみたいに、醸し出す雰囲気で周りの人が安心したり、人柄がにじみ出るような存在になりたいです」

 ◆赤木野々花(あかき・ののか)アナあらかると

 ▼生まれ・経歴 1990年生まれ。岡山出身。高校は普通科音楽系で学び、大学卒業後の2013年にNHKに入局。初任地は徳島放送局。15年から大阪放送局。17年に東京アナウンス室。

 ▼名前の由来 「クリスチャンの祖母が聖書から名付けてくれました。バラみたいにきれいじゃなくても、野に咲く花のように踏まれてもまた咲く、誰にも見られていなくても咲けという意味です。名字には祖先の思いがあって、名前は親の願いがある。生きる道しるべになります」

 ▼ハープ奏者 「アイリッシュハープを3歳から、グランドハープは小学生からやっています。母はビオラ奏者で(演奏中に)休みなくずっと弾いていて、ハープ奏者が羨ましかったようで。物心ついてから毎日3時間演奏していました。今も家にハープがあって気晴らしで弾いています」

 ▼指先に注目!? ハープを弾くことで、指の皮が厚くなった。「指先に血マメがあって、チョコレートが付いているように見えるかもしれないですけど、違います。握力も小学生の時、40キロくらいあってマッサージも得意です」

 ▼リフレッシュ法 筋トレとお風呂。「アナウンサーは体力勝負で、体力がない方なので2年前から週2回通っています。お風呂は2、3時間漬かって、本を読んだり歌を歌ったりしています」

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