三島南、初の県大会切符&夏シードへ エース谷口「春までに145キロ、夏には150キロ」

夏までに昨秋の140キロを超える150キロの直球を投げることが目標の三島南の谷口
夏までに昨秋の140キロを超える150キロの直球を投げることが目標の三島南の谷口
稲木監督(左)がスマホで撮影した映像でフォームをチェックする谷口
稲木監督(左)がスマホで撮影した映像でフォームをチェックする谷口
春季高校野球・静岡東部地区大会の組み合わせ
春季高校野球・静岡東部地区大会の組み合わせ

 春季高校野球静岡県東部地区大会(3月26日開幕)の組み合わせが、このほど決まった。上位8校に県大会の出場権が与えられる。昨秋は県切符取りに2度王手をかけながら連敗した三島南は、初戦で御殿場と対戦する。特に気合十分なのが、三島南のMAX140キロのエース・谷口蓮(2年)だ。「目標は春までに145キロ。夏には150キロ」と公言する県屈指の大型右腕が、2020年の主役に名乗りを上げる。

 東部期待の注目投手が、寒風吹き抜けるブルペンで、早くもヒートアップしている。三島南の140キロ右腕・谷口が今月1日に今季初のブルペン入り。「初日にいきなり、138キロが出てました」と、稲木恵介監督(40)が目を丸くした。

 監督がスマホで撮影したフォームをチェックしながらの投球練習。「スピードにこだわってやっていきたい」。春までに145キロ。夏には150キロ―。指揮官と掲げた目標に向かって一歩ずつ前進している。

 昨夏は2年生エースとしてマウンドに上った。4回戦でオリックス2位指名を受けた紅林弘太郎内野手(18)を擁する駿河総合に敗れたが、1回戦から3試合連続完投と存在をアピールした。

 ただ、期待された新チームでは、力を発揮出来ないまま終戦。140キロ近く出ていたスピードは、134キロ止まり。東部地区準々決勝で沼津東に延長の末に敗れ、5位決定戦でも三島北に敗退。「夏が終わって疲労を取ることを最優先に2週間ノースローにしたら、本番ではフォームがバラバラになってしまった。投手の調整は難しい」と、指揮官が反省した。

 昨年8月から週に1回ジムに通い、もう一度、体作りから着手した。入学時に62キロだった体は、現在、77キロまで増量。11月の明治神宮大会前に、同大会で準優勝した高崎健康福祉大高崎(群馬)と練習試合をして3―4で敗れたものの、8回まで被安打2で1失点と好投した。「強豪相手に自信になりました」。全国の強豪に通用する手応えを感じ取った。

 春の目標は、県出場と県8強での夏のシード権取りだ。あこがれの投手はメジャーでも活躍し、昨季限りで現役を引退した上原浩治さん(元巨人)。「ストレートで空振りが取れるところが好き」。球春告げる東部大会まで、谷口がスピードアップを目指す。(塩沢 武士)

 ◆足技で大量得点だ

 三島南攻撃陣は、足を使った野球で大量得点を狙う。「今年は俊足の選手がそろった。積極的に足を絡めていきたい」と、古牧候一郎主将(2年)が打ち明ける。走者を置いた実戦的なメニューでは、果敢に前の塁を狙うことを心がけている。「無死からでもどんどん走って、1死三塁のシチュエーションを、いっぱい作っていきたい」と、主将。機動力野球で東部を勝ち抜く。

夏までに昨秋の140キロを超える150キロの直球を投げることが目標の三島南の谷口
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