【仙台】クエンカ、開幕絶望 キャンプ別メニュー、スペインで右膝手術受けていた

沖縄キャンプ2日目の1月14日、ランニングをするMFクエンカ(左、右はDFパラ)
沖縄キャンプ2日目の1月14日、ランニングをするMFクエンカ(左、右はDFパラ)
ボールをキープするMF佐々木(右、左はMF田中)
ボールをキープするMF佐々木(右、左はMF田中)

 J1ベガルタ仙台の元バルセロナMFイサック・クエンカ(28)が、10日にスペインで右膝の半月板の手術を行っていたことが13日、分かった。クラブは経過観察後、診断名および全治が確定すると発表した。チームはこの日、3次キャンプを行っている宮崎市内で午前と午後の2部練習を行い、16日のルヴァン杯のアウェー・浦和戦(午後2時、埼玉)への調整を進めた。

 補強の目玉・クエンカの新天地での船出は早くも暗礁に乗り上げた。1月13日から始まった長期キャンプは足の違和感で大半を別メニューで調整。状態は思うように上向かず、延岡市での2次キャンプ中に診察。2月5日にスペインへ帰国し、10日に右膝の半月板の手術となった。全治は経過観察後に判明するが、22日のリーグ開幕戦(対名古屋、ユアスタ)出場は絶望的で、早期復帰も厳しそうだ。

 クエンカは昨季鳥栖でリーグ29試合出場6得点と活躍。卓越した技術を持つドリブラーで、仙台では左サイドハーフ(SH)を主戦場にチームの核となることが期待されていた。木山隆之新監督(47)は、「彼がいる中で(チーム作りを)想定していたことはもちろんあります」と複雑な表情を浮かべたが、「ケガやアクシデントはつきもの。それ以外の選手にとっては試合に出るチャンス。奮起に期待したい」と前を向く。

 チームとしてもキャンプ期間はクエンカがいない状態での実戦練習がほとんどだったため、離脱のショックは最小限。2次キャンプでアピールに成功したMF佐々木匠(21)とMF田中渉(19)も左SHのレギュラー争いに食い込んでおり、若手にとって大きな好機だ。

 16日のルヴァン杯・アウェー浦和戦は木山監督の初陣。クエンカの他にも昨季7得点のFW長沢、FWゲデスと実力ある前線の選手が右足を痛めて離脱中。指揮官は、「プレーができている選手の中でチームを成熟させてこれた。試合をやれる準備はできている。若い選手が何人も出る。精神的にひるまずやっていく事がポイントになる」。練習を積み上げてきた選手たちがピンチをチャンスに変えていく。(小林 泰斗)

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