【京都記念 玉木が見た】クロノジェネシス、20キロ増でパワーアップ 10年ぶり牝馬Vへ抜かりなし

クロノジェネシス(左)はパワーアップした姿を印象づける最終追い
クロノジェネシス(左)はパワーアップした姿を印象づける最終追い

◆京都記念追い切り(12日・栗東トレセン)

 京都記念・G2(16日、京都)に出走するクロノジェネシスは12日、栗東・CWコースで上々の伸びを披露。玉木宏征記者が、さらにパワーアップした昨年の秋華賞馬を「見た」。

 昨年の秋華賞馬クロノジェネシスがパワーアップして帰ってきた。

 先月21日に滋賀・ノーザンファームしがらきから帰厩。5日の1週前追い切りは栗東・CWコースで6ハロン80秒3―11秒7。手綱を執った北村友は「プラス20キロぐらいになるかもしれませんが、よく動けていたし、重苦しさは全くありません。体に幅が出てパワーアップしています。そのぶん、口も強くなっていますね」と昨秋からの変化を表現した。

 『口が強い』を念頭に置きながら、今週の最終追い切りをチェックした。同5ハロン68秒0―11秒9だが、先週の段階でビシッとやっているぶん、時計は控えめでOK。サマーセント(4歳3勝クラス)を10馬身追走から併入に持ち込んだ。ゴール前でスピードに乗ってからはスムーズだったが、直線に向くまでは遅いペースで鞍上がなだめるのに必死だった。

 「テンションが高いままパワーがついたので、シンプルに馬が強くなってコントロールが難しくなっています」と北村友は課題を挙げていたが、「賢いのでレースに行った方が乗りやすいです」とジャッジした。デビューから手綱を執る主戦の感覚だけに説得力は十分。競馬のペースなら折り合えるということか。ただ、「2200メートルの外回りがベストとも思わないので、展開と当日のテンション次第」とも付け加えた。

 前走は初の京都の外回りコース。下り坂に戸惑った感じの勝負どころで逆手前になる場面があった。最終追い切りも4角でつまずきそうになり、初めての中3週のローテもプラスではなかった印象。今回はフレッシュな状態で出来の良さは疑いようがない。10年のブエナビスタ以来の牝馬Vへ。今年の路線を決める大事な一戦に向けた調整に抜かりはない。(玉木 宏征)

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