【共同通信杯】マイラプソディ、坂路で自己ベスト2秒1更新 ここも通過点だ

マイラプソディは力強いアクションで自己ベストを更新
マイラプソディは力強いアクションで自己ベストを更新

◆共同通信杯追い切り(12日・栗東トレセン)

 3重賞の追い切りが12日、東西トレセンで行われた。クラシックの有望株がそろった共同通信杯・G3(16日、東京)は、3連勝中のマイラプソディが、栗東・坂路で自己ベストを大幅に更新する50秒6をマーク。デビュー前から見続けるヤマタケ(山本武志)記者が「調教ズームイン」で仕上がり具合をジャッジした。

 【友道調教師に聞く】

 ―マイラプソディの最終追い切りは栗東・坂路を単走ながら、余力残しで50秒6。自己ベストを2秒1も上回った。

 「見た感じは54、55秒ぐらいかなと思っていたけど、跳びが大きくて、(走るフォームを)詰めるとよくない。のびのびと走っているような感じでよかったと思う」

 ―デビューから3連勝。セールスポイントを挙げて下さい。

 「徐々に成長している。体つきは大きく変わらないが、走りに迫力が出てきた感じがする。元々、調教でそんなに動く馬でもなかったのにね。デビューから(予定を)一度も軌道修正したことがないし、本当に順調にきている点が何より」

 ―今後は皐月賞(4月19日、中山)、日本ダービー(5月31日、東京)を予定。早い段階から目標として、ダービーの名前は何度も出してきた。

 「(共同通信杯からの始動は)ダービーの前に東京を経験させたかったし、輸送の経験にもなる。一泊しての競馬だが、今までの精神状態なら大丈夫じゃないかと思う」

 ―最後に意気込みを。 「いい形で(クラシック戦線へ)行きたいですね」

 【調教比較】

 5日の栗東・CWコースでは1週前に初の7ハロン追いを行い、最後まで力強く、97秒9―11秒9と伸ばした。さらに中間は坂路での自己ベストを2度塗り替えたうえ、この日の楽な手応えで猛時計。地力強化は顕著だ。

 【ヤマタケのジャッジ】

 デビュー前から注目してきた馬だが、印象は“実戦タイプ”。だからこそ、この日の時計には驚いたが、全く無理をしていない。一戦ごとに適度な間隔を取り、成長を促したことが確実に実になっている。ここも通過点となる可能性は十分だ。

 ◆武豊もV4期待

 デビューから手綱を執る武豊は、栗東・CWコースでの1週前追い切りで感触を確かめている。「動きはよかったですよ。前走の1週前追い切りはそんなによく思わなかったけど、1週前の比較では動きや雰囲気がよかった」と評価した。まだ、底を見せないハーツクライ産駒に対する信頼は次第に深まっている。「一回ずつ強くなっています。理想的な成長をしている」と無傷の4連勝を期待した。

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