加藤浩次、野村克也さんと対談したときの秘話明かす「あんたサッカー好きなんだろ?」

スポーツ報知
沙知代さん(左)と野村克也さん

 12日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)で、戦後初の3冠王となり、指導者としても3度の日本一に輝いた名将、野村克也さんが11日午前3時半、虚血性心不全のため84歳で死去したことを特集した。

 野村さんは、南海(現ソフトバンク)で捕手兼任監督を務め、ヤクルト、阪神、楽天を指揮。「月見草」「生涯一捕手」「ID野球」「再生工場」に“ぼやき節”。多くのフレーズに彩られた野球人生は日本のプロ野球史に多大な足跡を残した。

 番組では野村さんと沙知代さんの夫婦愛をVTRで振り返りMCの加藤浩次は「けんかしたりとか尻にしかれているとか、お互い文句を言いながらもすごい仲のいい夫婦ってイメージですよね」と偲んだ。

 その上で加藤は野村さんとかつて対談をしたことを明かした。その時に野村さんがスタジオに入ってきた際に「あんたサッカー好きなんだろ?」と言われたという。

 この言葉に「僕、サッカー番組やってるから、ちょっとやりづらくなるかな」と加藤は思ったが、野村さんは「今日はちょっと話して野球好きにさせるからな」と話し、加藤は感動したという。

 その上で加藤は「ぼやきとか、ああいうキャラクターは本質のものというより例えば王、長嶋さんがいて自分はこういう位置にいる、さらにパリーグを盛り上げようという気持ちでぼやくとカメラがまわる、そしてスポーツニュースで流れるということを考えていたと思う」と偲んでいた。

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