【こちら日高支局です・古谷剛彦】各地で種牡馬展示会 昨年のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタルなど注目馬登場

種牡馬展示会で注目を集めた昨年のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタル
種牡馬展示会で注目を集めた昨年のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタル

 出産シーズンが本格化して、種付けシーズンを迎えるなか、2月5日から各スタリオンでは種牡馬展示会が始まった。11日まで4か所の展示会が終了。今回は先週に開催された2か所を振り返る。

 まずは5日、日高町門別のブリーダーズスタリオンステーションで、G1馬3頭の新種牡馬を含む18頭が展示された。17年ジャパンCを制すなど、中長距離路線で長きにわたって活躍したシュヴァルグランが最初に登場。自身を含めヴィルシーナ、ヴィブロスとG1馬が3頭いるきょうだいで、母系をさかのぼればラーイ、デヴィルズバッグ、セイントバラードなど世界的な名種牡馬が名を連ねる。オーナーの佐々木主浩氏が駆け付けて、「姉のヴィルシーナ、妹のヴィブロスも含め、無事に大きなけがもなく、走り切ってくれた丈夫なファミリーです。皆様、よろしくお願い致します」とあいさつした。

 ディープインパクト産駒のアルアイン、サトノアレスもスタッドイン。アルアインは皐月賞と大阪杯を制覇した中距離のトップホース。母系はスピード豊かで、幅広いカテゴリーでの活躍が期待される。サトノアレスは朝日杯FSを制したように、早い時期から活躍が見込めるとともに、近親にストームキャットやロイヤルアカデミー2がいる奥深い牝系から、種牡馬としての可能性を感じさせる。

 続く6日は、トップサイアーを多数けい養している社台スタリオンステーションのスタリオンパレード。17年ダービー馬のレイデオロ、昨年のジャパンCなどG1で2勝を挙げるスワーヴリチャード、そして昨年のアメリカ年度代表馬に輝いたブリックスアンドモルタル、マキシマムセキュリティの父として名を馳せたニューイヤーズデイの4頭がニューフェイスとして加わり、30頭の種牡馬が展示された。

 最初に登場したブリックスアンドモルタルは、現役を引退したばかりのアメリカ年度代表馬として社台SSにスタッドインしたのは、サンデーサイレンス以来30年ぶりとなる。皮膚が薄く、柔軟性に富んだ歩きから、自身のような卓越した瞬発力を産駒に伝えるはずだ。

 ニューイヤーズデイは、腹回りや尻など各パーツが大きく、筋肉質な馬体は迫力を感じさせた。来週以降も、種牡馬展示会の様子をお伝えする。(競馬ライター)

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