馬トク会員募集中!

馬トク指数・外厩入り馬トク出馬表・成績

全レース出馬表・データ・成績を提供中  東京 京都 小倉

【京都記念 今週のキーマン】カレンブーケドール着実に成長 津村騎手「結果出していくだけ」勝ってドバイ・シーマCへ

人馬とも悲願のG1奪取へ―。カレンブーケドールと津村の勝負の一年が始まる
人馬とも悲願のG1奪取へ―。カレンブーケドールと津村の勝負の一年が始まる

◆第113回京都記念・G2(2月16日・芝2200メートル、京都競馬場)

 113回目を迎える伝統のG2、京都記念(16日)は今年、牝馬が主役の座を争うムード。その一頭は、昨年G1で2着3度のカレンブーケドールだ。悲願達成を目指す2020年の初戦を前に、主戦の津村明秀騎手(34)を坂本達洋記者が直撃。パートナーへの思いと仕上がり具合を聞いた。

 ―1週前追い切りは、美浦・Wコースでダイワクンナナ(3歳1勝クラス)を4馬身ほど追走して、いっぱいに追って2馬身先着。5ハロン64秒1―12秒3と上々の時計をマークしました。

 「乗るのはジャパンC以来で、(同じ休み明けの)紫苑Sの時もそうだったが、緩さがあるのと、寒さの影響か、硬さがある。でも息は悪くないし、このひと追いで変わってくると思う。紫苑Sの時よりもいいし、(当時と違って)爪の状態がいい。それが大きいですね」

 ―前走のジャパンCは、並みいるG1馬を相手に0秒1差2着。初コンビで勝ったスイートピーSからの成長は大きかったか?

 「ジャパンCは本当に頑張ってくれました。(重馬場で)3、4コーナーから、ずっとのめっていたのに、一生懸命走ってくれた。最後はスワーヴリチャードに負けましたけど、食らいついていった勝負根性がすごい。スイートピーSの頃は、まだきゃしゃだったけど、秋に実が入って馬体面の成長が大きいと思う。特にトモ(後肢)が大きくなり、後ろの踏ん張りが利くようになった。体にひ弱さがある頃は、変な動きをしたりしていたが、最近はそんなこともない。体がしっかりしてきたことで気持ちの余裕も出てきたのだと思います」

 ―着実に成長してきたなかで、この馬の長所は?

 「勝負根性もですけど、競馬に行っての乗りやすさはかなり(高いレベル)の部類。どのレース、馬にもいえることですが、乗りやすいということが一番いいですね」

 ―津村騎手は今年で17年目を迎えましたが、G1初制覇への思いも強いと思います。それだけに首差2着だった昨年のオークスは、“違った景色”が見えたのでは。

 「あの時は(12番人気で)全然人気がなかったし、無我夢中というか、こっちが思っていなかった走りをしてくれた。正直、びっくりした気持ちが大きかった。今から思うと、あそこまでいったら…という気持ちになりましたね」

 ―非常に思い入れの深い馬ということが伝わってきます。京都記念の後に目標としているドバイ・シーマクラシック(3月28日、メイダン競馬場・芝2410メートル)へ、勝って弾みをつけてあげたいですね。

 「すでに僕のなかで、そういう存在の馬ですからね。秋華賞までは挑戦者だったが、ジャパンC2着で、この馬も目標とされる立場になったと思う。本当に結果が求められる馬だし、成績的にもそういう立場でいかないといけない。あとは結果を出していくだけで、自信を持って乗ります」

 ◆津村 明秀(つむら・あきひで)1986年1月5日、千葉県生まれ。34歳。2004年にデビュー。06年のラジオNIKKEI賞(タマモサポート)で重賞初制覇。JRA通算473勝(うち重賞12勝)。身長168センチ、体重51・0キロ。家族は妻と2男。趣味はサイクリングで、「結婚してからはそんなにしていませんが、競輪好きです」。

<取材後記> 昨年一年間を振り返って、「悔しかった」という重みのある一言が印象的だった。普段からマスコミの取材に快く応じてくれるナイスガイで、カレンブーケドールを管理する国枝調教師も「人間性がいい」と認める。だが、オークス、秋華賞、ジャパンCで3度もG1・2着を味わい、「G1・2着が多くて、余計に勝ちたい気持ちが強くなった」のは偽らざる本音だろう。

 その思いから「年齢を重ねてきて、20代の頃とは違ってきますからね」と、今年から体づくりや食事面などの“準備”に力を入れていくという。国枝師が「(技術は)うまいよ。あとは大きなところで馬を勝たせられれば。あそこ(ジャパンC)で(スワーヴリチャードの)マーフィーを負かせれば、変わっていたと思う」と言うように、あとは結果を出すだけなのだ。貪欲さに磨きがかかり、ひと味違う姿を見せてくれるはずだ。

競馬

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請