【巨人】吉川大幾、10年目の危機感「打てなかったらクビ。コンタクト率を上げる」…4日の紅白戦でキラリ

5回1死二、三塁、吉川大が2点適時三塁打。勝負強さをアピールした
5回1死二、三塁、吉川大が2点適時三塁打。勝負強さをアピールした

 4日に行われた「1軍VSファーム」の紅白戦で光を放った3選手がいる。3年目に勝負を懸ける育成・笠井は打力アップを課題に3安打をマーク。10年目の吉川大は1安打2打点でファームの勝利に貢献。増田大も1安打を放ち、いずれも阿部2軍監督に存在感を示した。目指すは開幕1軍、そしてレギュラー奪取。今後の意気込みを聞いた。(取材・構成=小林 圭太、河原崎 功治、中間 卓也)

 まさに気迫がバットに乗り移った一打だった。2点リードの5回1死二、三塁。吉川大が与那原からはじき返した打球は右翼手の頭上を超える2点適時三塁打。「チャンスやったし、自分にプレッシャーかけて打席に入りました。シーズン中も同じような状況はあると思いますし、チャンスに強い気持ちで入りましたよ」と胸を張った。

 1打席目は右飛、2打席目は空振り三振。迎えた3打席目でアジャストした。パンチ力を兼ね備えているところを見せると同時に、自慢の快足も飛ばして一気に三塁を陥れた。「前の打席に三振したのは関係ない。前までの打席で真っすぐに対して打球が前に飛ばなかった」と反省。2打席目までの結果を引きずらず、強い気持ちで持っていった。

 今季でプロ10年目。かける思いは人一倍ある。現在の二塁手争いには吉川尚や田中俊、若林、山本ら年下の選手が多くいる。チーム初実戦で結果を出したからといって慢心はない。「結果が出るに越したことはないけど、(実戦が)初めてなのでとか言ってられない立場。コンタクト率を上げないと意味がない」と危機感を口にした。

 昨年は巨人に移籍後、最少となる10試合の出場にとどまった。吉川尚が離脱後、正二塁手が固まらず、スタメンのチャンスもあったがつかみきれなかった。故に「打てなかったらクビ」と自らを追い込み、奮い立たせている。昨年はアピールを続け、沖縄行きのチケットを勝ち取ったが1軍定着には至らず。今年は背水の覚悟で挑む。

 ◆吉川 大幾(よしかわ・だいき)1992年8月21日、大阪府生まれ。27歳。PL学園高では2年時の2009年に春夏甲子園出場。10年ドラフト2位で中日に入団。立浪和義2世として期待され背番号「3」を背負うも14年オフに戦力外となり、15年から巨人へ。175センチ、78キロ。右投右打。年俸1600万円。

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