鍵山「マジ!?」羽生以来の16歳表彰台…今大会がシニア国際大会デビュー戦

表彰式で日の丸を手に笑顔を見せる羽生(左)と、国際大会デビュー戦で3位となった鍵山(カメラ・矢口 亨)
表彰式で日の丸を手に笑顔を見せる羽生(左)と、国際大会デビュー戦で3位となった鍵山(カメラ・矢口 亨)
男子フリーで演技する鍵山
男子フリーで演技する鍵山

◆フィギュアスケート 四大陸選手権最終日(9日、ソウル)

 ショートプログラム(SP)5位発進でシニアの国際大会デビューとなった冬季ユース五輪覇者の鍵山優真(16)=星槎国際高横浜=が、フリーを179・00点、合計270・61点で3位と大健闘した。友野一希(21)=同大=は251・05点で7位に入った。

 何度もうなずいた後、鍵山は小さくガッツポーズを作った。最終結果を目にした時の感想は「え、マジ!?」。シニア国際大会デビュー戦で銅メダリストになった。「メダルを獲得できるなんて思ってもいなくて、正直ビックリ。ここまで努力してきて一つのご褒美だと思う。本当にびっくりした」と初々しく笑った。

 冒頭の4回転―2回転の連続トウループを成功させ、勢いに乗った。持ち味の美しいスケーティングで観客を魅了。最後の3回転半(トリプルアクセル)は着氷で左足がついてしまったが、それ以外はほぼノーミスの堂々の演技だった。「SPは95点くらい。フリーは85点くらい」と自己評価した。

 憧れの人と同じ16歳で表彰台に上がった。初出場の2011年大会で2位だった羽生の隣に座った会見場。羽生から「当時、僕はシニアで戦っていたので、緊張感とかプログラムの長さに慣れていた。彼はジュニアのエレメンツで練習してきた中で戦えるのはすごく強いと思うし、かっこいいこと」とたたえられると、鍵山は「すごいうれしかった」と目尻を下げた。

 五輪に2度出場した父、正和氏に師事する今大会男子最年少は2022年北京の星だ。日本で声援を送った父に「がんばったよ、って報告します」。親子2代での五輪出場へ「北京は自分の中で狙っている。この試合でシニアでも戦える準備は出来た。出て良かった」。次戦は3月の世界ジュニア選手権(エストニア)。1月のユース五輪との2冠を狙う。

 ◆鍵山 優真(かぎやま・ゆうま)2003年5月5日、神奈川県出身。16歳。5歳から競技を始める。19年ジュニアGPファイナル初出場で4位。19年12月の全日本選手権でジュニアながら3位。20年ユース五輪で金メダルを獲得。父は92年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪に出場し、過去に全日本を3連覇した正和さん。158センチ。

男子FS成績
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