【プチ鹿島の本音】新型コロナウイルスの劇的な予防策は…

プチ鹿島
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 新聞を13紙購読している私は、新型コロナウイルスの劇的な予防策がどこかに書いてないか調べました。

 では結果を発表します。「手洗い・うがい」でした。13紙読んでも結局ここにたどり着くのです。しばらくは正しく静かに備えるしかありません。

 今回の新型コロナウイルス対応を巡って論点が多数出てきましたが、目を引いたのは「緊急事態条項」の是非でした。大災害や有事の際に国家に権限を集中させて国民の権利の制限を認めるもの。自民党の改憲案にもともと盛り込まれています。首相も国会の答弁で検討を訴えました(4日)。

 新聞の論調は分かれています。改憲論どんどんやるべしという新聞もあれば、現在の法律で十分だと主張する新聞もあり、「公と私」論の読み比べは面白い。

 さて私は今回の「公と私」問題でしみじみすることがある。

 それは安倍首相のここ数年を考えると、まさにキーワードは「公と私」だからです。桜を見る会も、モリカケも問われ続けているのは「公私混同」です。河井案里氏の公選法違反疑惑も、そもそもなんで自民党議員が当選している広島に同じ党から新人(河井氏)がわざわざおくりこまれたのか。首相はかつて広島が地盤の溝手顕正氏に痛烈に批判されたことがあった。だから戦いを仕掛けたという報道が目立ちます。それならこれも私情ということになる。

 ここ数年の政権注目ポイントは公と私の「私」なのだ。ところが今回の「緊急事態条項」論です。公私混同を問われている首相が「公と私」を問おうとしている。こんな皮肉ってあるでしょうか。まずはご自分の私権ならぬ私情を制限してから問うのが筋ではないかと思ってしまいます。

 あ、あと公文書も大切にしましょう。思いっきり「公」と付いてますから。(お笑いタレント、コラムニスト)

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