【掛布論】DeNAドラ1森は「石井琢朗のような選手になれる」将来性を高く評価

6回2死、代打・森は中前安打を放つ(投手・進藤=カメラ・生澤 英里香)
6回2死、代打・森は中前安打を放つ(投手・進藤=カメラ・生澤 英里香)

 スポーツ報知評論家の掛布雅之氏(64)=阪神レジェンド・テラー=が7日、DeNAの沖縄・宜野湾キャンプでの紅白戦を視察。ドラフト1位の森敬斗内野手(18)=桐蔭学園高=の将来性を高く評価した。

 一流の選手は総じてユニホームの着こなしもがいいが、森はその資質を持っている。打席での雰囲気も高卒ルーキーのものとは思えない。落ち着いているし、堂々としていた。1打席目のセンター前はコンパクトに振り抜けた。2打席目もしっかりとボールを見極めて四球を選んだ。初めて生のプレーを見たが、将来性を感じるのには十分な内容だった。

 プロに交じっても線の細さを感じないので、早い段階から1軍で勝負できるかもしれない。5日に日南キャンプで見てきた広島・小園と同じような匂いがした。昨年のドラフトでは同じ高卒の佐々木朗(ロッテ)、奥川(ヤクルト)、石川昂(中日)がドラフト1位で複数球団の競合となる中、DeNAがあえて一本釣りしたのもうなずける逸材だ。チームの将来を背負う、打って、守れるショートがどうしても欲しかったのだろう。将来は遊撃で1番か3番の打順を打つ、石井琢朗のような選手になる可能性がある。

  • 9回2死一、二塁、山下の左前適時打で生還する森

    9回2死一、二塁、山下の左前適時打で生還する森

 守備のうまい大和と一緒にノックを受ける機会を増やしてあげれば、最高の教材として目から学ぶことができる。ドラフト1位での入団とはいえ、佐々木朗らに比べると、いい意味で静かに野球をやれるはず。まずは2軍で多く経験を積むもよし、一流への階段を焦ることなく一段ずつ上ってほしい。

 それにしても、セ・リーグのショートは5、6年先が楽しみだ。小園、森だけでなく、中日の根尾らもいる。3拍子そろった彼らが、切磋琢磨(せっさたくま)して新しい時代のプロ野球を盛り上げてほしい。

 ◆森 敬斗(もり・けいと)2002年1月28日、静岡市生まれ。18歳。清沢小3年から野球を始め、藁科中時代は島田ボーイズでプレー。桐蔭学園高では1年夏からベンチ入りし、3年春にセンバツ出場。昨夏はU―18日本代表にも選ばれた。50メートル走5秒8。175センチ、75キロ。年俸1000万円。右投左打。

6回2死、代打・森は中前安打を放つ(投手・進藤=カメラ・生澤 英里香)
9回2死一、二塁、山下の左前適時打で生還する森
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