鳳月杏の月組復帰後初主演作開幕「和物ということを忘れていただくぐらい、徹底的に」

スポーツ報知
シアター・ドラマシティで開幕した宝塚歌劇月組「出島小宇宙戦争」の一場面。左からカゲヤス(鳳月杏)、タキ(海乃美月)、シーボルト(風間柚乃)

 宝塚歌劇月組の3番手スター・鳳月杏(ほうづき・あん)の外部劇場初主演作となるミュージカル「出島小宇宙戦争」(作・演出、谷貴矢)が8日、大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日を迎えた。

 花組時代の宝塚バウホール「スターダム」(2015年)以来で、古巣・月組復帰後初の主演作。日本地図を作成した伊能忠敬に関わる人物で江戸幕府天文方だった高橋景保(かげやす)をモデルにしたオリジナルSFファンタジーで、長崎・出島に潜伏する宇宙人探しを任された天文方・カゲヤスを演じた。

 現実のパラレルワールドという設定で、登場人物が“濃い系”だらけの中、クールで渋みのある主人公でセンターに。鳳月は「キャラクターに頼らず、自分の輝き方を出さなければ。地球は丸かったことに、最近気づいたレベルの人たちが一生懸命生きているお話。必死に役になり切れば、楽しんでもらえるのでは。和物ということを忘れていただくぐらい、徹底的に世界観を作りたい」と意気込んで臨んだ。

 北海道の地図を測量したとされる忠敬の弟子・間宮林蔵がモデルのリンゾウは暁千星、蘭学者シーボルト役は風間柚乃、組名通り「月」と関係する謎の美女タキは海乃美月が務め、月組の層の厚さを示した。16日まで。2月24日~3月1日には「東京建物 Brillia HALL」で上演される。

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