日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が、米大リーグでも導入されている最新鋭機器で安心、安全に右肘のリハビリを進める。19年10月に右肘関節形成術を受けた背番号21。2軍スタートとなった3年目のキャンプでは、既にフリー打撃を再開。スローイングも徐々に距離を伸ばし、完全復活を目指している。
清宮はこの日、右肘にセンサー付きのサポーター状の機器を装着しキャッチボール。「motus BASEBALL」というハイテクギアで、リリース時の前腕と地面の角度、腕の振りのスピード、肘にかかる負荷などが全て数値化できる。再発防止や、肘に負担のかからないフォーム作りの指標となり、完治を目指す清宮にとっては心強い存在。「これくらい(の力)なら安全だなって分かる。心の安心感がすごく大きい」と文明の利器に感謝した。