羽生結弦、歴代世界最高得点でSP1位発進…今大会Vなら男子で世界初「スーパースラム」達成

男子SPで演技する羽生結弦
男子SPで演技する羽生結弦

◆フィギュアスケート 四大陸選手権 第2日(7日、ソウル・木洞アイスリンク)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(25)=ANA=は、自身が持つ歴代最高得点110.53点を上回る111・82点を記録し1位発進した。羽生は今大会から2018年平昌五輪で使用したプログラムに戻し、SPはショパンの「バラード第1番」に乗せて演技した。今大会優勝ならジュニア、シニアで主要国際大会を制する男子で世界初の「スーパースラム」を達成する。

 冒頭の4回転サルコウを成功させると、4回転トゥーループ―3回転トゥーループの連続ジャンプ、トリプルアクセルと全て着氷に成功。ステップ、スピンが全てレベル4と完璧な演技を披露した。

 羽生は「ありがとうございました。久しぶりに納得できるショートプログラムができたなと思います。とりあえず、112点を目指して、まだまだコンポーネンツだったり上げられる点数があると思うので、しっかり良い演技をしながら、色んな質を高めていけたらなと思います。衣装もちょっとした変更があって、そういったところも改めて楽しんで頂ければなと思っていましたし、なにより皆さんの前でいい演技をしたいという思いがすごく強かったので良かったと思います。今日やるべきことはやったと思うので、明日しっかり休んで、明後日だけの『SEIMEI』をやれたらなと思います」とコメントした。

 この日の朝の公式練習では「バラード第1番」の曲かけで冒頭の4回転サルコーは転倒、続く4回転―3回転の連続トゥーループ、3回転半(トリプルアクセル)は着氷した。

 練習終盤はジャンプの軌道を入念に確認。美しい4回転サルコーとトリプルアクセルを決めた。この日の30分の練習の間に4回転ルッツは3本挑み、成功はなかった。

 ◆羽生の平昌五輪 前年11月のNHK杯の公式練習で右足首を負傷。五輪は4か月ぶりの実戦となった。SPはショパンの「バラード第1番」で自身の世界最高得点まで1.04点に迫る111.68点でトップに立った。フリー「SEIMEI」は4回転はループを回避し、サルコーとトウループの2種類4本の構成を選択。206.17点、合計317.85点でディック・バトン(米国)以来66年ぶりの連覇を達成した。

 ◆スーパースラム シニアの五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権と、ジュニアの世界選手権、GPファイナルをあわせた6冠。女子では韓国の金妍兒(キム・ヨナ)とアリーナ・ザギトワ(ロシア)が達成している。

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