【ロッテ】佐々木朗、育成プラン 2月末初ブルペン→4月上旬初実戦→5月1軍へ

練習後、サインを求める大勢のファンに囲まれる佐々木朗(カメラ・越川 亘)
練習後、サインを求める大勢のファンに囲まれる佐々木朗(カメラ・越川 亘)
室内練習場でキャッチボールをする佐々木朗
室内練習場でキャッチボールをする佐々木朗

 ロッテの佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が4月上旬にも実戦デビューする育成プランが6日、明らかになった。吉井理人1軍投手コーチ(54)は、石垣島キャンプで順調に調整を続ける163キロ右腕の本格ブルペンを、今月下旬に設定。その上で初実戦の照準を「桜の散る頃」と明言した。ファームで実戦デビューする青写真を描き、早ければ5月中の1軍デビューとなる。

 令和の怪物が「桜の散る頃」に実戦デビューする見込みだ。キャンプインから連日、吉井投手コーチの特別指導を受けている朗希のブルペン入りが今月末になることが判明。1軍オープン戦に帯同しながらタイミングを計っていく予定で、一歩一歩着実に段階を踏んでいる。

 この日、石垣島キャンプを訪れた金村義明氏(56=スポーツ報知評論家)が、JSPORTS「ガンバレ日本プロ野球!? リターンズ」の収録で近鉄時代の同僚・吉井投手コーチを直撃。金村氏は「吉井コーチは『月末にブルペンに入って、桜の散る頃に(2軍の実戦で)投げられれば』と話していた」と明かした。4月上旬にファームでの初実戦を意味しており「ファームでずっと投げさせるつもりはないようでしたね」とも。早ければ5月中の1軍デビューも現実味を帯びてきた。

 当初はじっくりと調整させ、夏場以降の初実戦を想定していた。だが、1月の新人合同トレやキャンプイン後の調整具合から、前倒しが可能と判断されているようだ。ここまで、最大8分、40メートル以内と制限した中でのキャッチボールや、逆傾斜を使ってのスロートレーニング、股関節を意識したゴロ捕球などで、基礎的な土台を作ってきた。着実にステップアップしている。

 この日の「スロートレーニング」は5分間に設定し、約30メートルの距離で26球。約2分のインターバルを入れた後、18・44メートルの距離で強度を上げて3分間、11球を投げた。キャッチボールの相手をしたドラ4横山は「こわっ!」と捕球の際に顔を背けてしまうほどの威力だった。

 一気に五輪候補にも挙がってくる。侍ジャパンの稲葉監督がこの日、石垣島キャンプを視察。吉井投手コーチは「やっぱりいいものを持っている。東京五輪を見据えながら頑張って育てていく」と侍指揮官に伝えた。育成プランが順調にいけば、2軍での初実戦から5月中の1軍デビュー、6月上旬に代表24人を決める予定の東京五輪も可能性は残されている。

 この日から第2クールを迎えた朗希。「目の前のことをしっかりやっていかなきゃなと思います」と改めて足元を見つめた。未来のスターへと成長するために―。令和の怪物がベールを脱ぐ日が近づいている。

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