瀬古さん「マラソンなめてはいけない」 吉田「なめていません」

瀬古利彦リーダー(左)と青学大・吉田祐也
瀬古利彦リーダー(左)と青学大・吉田祐也
会見した吉田祐也(左)と瀬古利彦リーダー
会見した吉田祐也(左)と瀬古利彦リーダー

◇別府大分毎日マラソン (2日、大分市高崎山うみたまご前スタート~大分市営陸上競技場ゴール=42・195キロ)

 青学大の吉田祐也(4年)が2時間8分30秒で日本人トップの3位と大健闘した。2003年びわ湖で中大の藤原正和(現監督)がマークした2時間8分12秒の初マラソン日本記録&日本学生マラソン記録には18秒、距離にして100メートル届かなかったが、いずれも歴代2位の好記録。レース後、総括会見を行った日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(63)は、会見場の後ろで聞いていた吉田を招き、異例の同席会見が行われた。

 2人の主なやりとりは以下の通り。

 瀬古リーダー「吉田君は2024年パリ五輪に向けて戦力になる。辞めないでほしいし、辞めるわけにはいないでしょう。将来性があります。きょうもひょうひょうと走っていた。集団の中でチョロチョロせず、自分で決めた位置を守っていた。ん? 吉田君がいるじゃないか。こっちに来なよ。よく頑張りました」

 吉田「ありがとうございます」

 瀬古リーダー「大学卒業後は競技を辞めるつもりだったけど、箱根駅伝終わった後、私が続けた方がいいよ、とアドバイスしたから、続けることを検討しているという記事を読んだ。そうなの?」

 吉田「はい、そうです」

 瀬古リーダー「言った甲斐(かい)があったなぁ。本当に続けてほしいよ。(内定先の)ブルボンのクッキーを食べながらね」

 吉田「いえ、いえ」

 瀬古リーダー「残り3キロで飛び出したけど、あれはどうして?」

 吉田「残り3キロを1キロ3分ペースの9分でいけば2時間8分5、6秒が出ると思ったので、思い切っていきました。初マラソンなので失敗してもいいと思って」

 瀬古リーダー「そうだね、失敗してもいい。マラソンは2回目、3回目が勝負。1回目のマラソンだけで終わる選手もいる。マラソンをなめてはいけないよ」

 吉田「なめていません」

瀬古利彦リーダー(左)と青学大・吉田祐也
会見した吉田祐也(左)と瀬古利彦リーダー
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