【中日】郡司「ゲーマー金メダル」　慶大卒論で「パワプロ」研究‥２・１キャンプイン

　♪もういくつ寝るとオリンピック…なんて浮かれていられない今日この頃。中国からの「招かれざるウイルス」が、半年後に迫ったスポーツの祭典にも暗い影を落としています。さてプロ野球のキャンプも２月１日からスタート。こんな物騒な時だからこそ、宮崎や沖縄から元気なニュースを全国に届けてほしいものです。まずはスポーツ報知の担当記者が選んだ「我らがチームの金メダリスト」でお楽しみください。

　どうやらうわさは本当らしい。キャンプ１軍スタートを決めたドラフト４位・郡司裕也捕手（２２）＝慶大＝のゲーマーとしての実力を同期入団の選手が次々と証言。「２０点くらい取られてボコボコにされました…」（育成１位・松田）。「無理っす。勝てない」（１位・石川昂）。郡司部屋に招かれ入寮時に持ち込んだ４Ｋ対応５０型テレビで対戦した新人が次々と白旗を揚げた。

　大学の卒論では「バーチャル野球とリアル野球との選球における関連性」をテーマに設定。人気ゲーム「実況パワフルプロ野球」を用いた研究の末「日本野球科学研究会」から優秀賞をもらった。郡司も「自分が強くないとそもそも研究にならない」と腕っぷしには自信あり。チーム内で“ゲームナンバーワン”の平田に分があると見る中堅選手もいるが果たして。正捕手争い同様、気になるところだ。

　◆「昇竜復活」　昨季リーグ５位に沈み「まだ復活したとは言えない」と与田監督は１９年と同じスローガンを設定。