別大マラソン初挑戦の青学大・吉田祐也 区間新マークした箱根駅伝より好調

別大マラソンに向けて最後のポイント練習を行った青学大の吉田祐也(右)。再びの快走が期待される
別大マラソンに向けて最後のポイント練習を行った青学大の吉田祐也(右)。再びの快走が期待される

 第96回箱根駅伝(2、3日)の4区で区間新記録をマークした青学大の吉田祐也(4年)が29日、相模原市のキャンパス内陸上競技場で、初挑戦する別府大分毎日マラソン(2月2日)に向けて最後のポイント練習を行った。約1万メートルのペース変化走を軽快に走破した吉田祐は「箱根駅伝の前より調子がいい。ただ、マラソンは甘くはないので、浮つかないようにしています。30キロまでアクセルもブレーキも踏まないような走りをしたい」と冷静に話した。

 2、3年時にはチーム11番手で、あと一歩で箱根駅伝出場を逃した吉田祐は万感の思いを込めて4区に出走した。今回大会の2区で区間新記録を打ち立てた東洋大の相沢晃(4年)が前回大会でマークした1時間54秒の区間記録を24秒更新する1時間30秒で走破。チームを首位に導き、2年ぶり5度目の総合優勝の立役者となった。

 激走の後、3日間だけ休養し、練習を再開。30キロ走を3回こなした。現在、試験期間中だが、卒業に必要な単位はほぼ取得しており、残る試験は2教科だけ。「箱根駅伝の後も生活のリズムを崩さないようにした。テストの準備もそれほど苦労しませんでした」と落ち着いた表情で話す。

 当初、大学卒業を区切りに競技の第一線から離れる意向だったが、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(63)=DeNAエグゼクティブアドバイザー=や住友電工の渡辺康幸監督(46)らの助言で進路を再考中。大手食品メーカーから内定を得ていることもあり、慎重に今後の人生について熟考している。「箱根駅伝の後、瀬古さんや渡辺さんに『力があるし、競技を続けた方がいい』と言ってもらい、競技続行も考えるようになりました。別府大分で自分の可能性を見極めたいと思っています。目標は2時間10分です」と話している。

 練習量が多い青学大の中でも最も練習量が多い吉田祐が初の42・195キロでどんな走りをするか。その先も走り続けるのか。

 2003年びわ湖で中大の藤原正和(現監督)がつくったマラソン日本学生記録(2時間8分12秒)にどこまで近づけるか。新春の箱根路を沸かせた22歳が、再び、サプライズを起こすか。

 注目のレースとなる。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請