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【シルクロードS 今週のキーマン】レッドアンシェル7か月ぶりに復帰 庄野調教師「休み明けは苦にしない」まず重賞連勝そしてG1へ

復帰戦を迎えるレッドアンシェル。今後を占う重要な一戦だ
復帰戦を迎えるレッドアンシェル。今後を占う重要な一戦だ

◆第25回シルクロードS・G3(2月2日・芝1200メートル、京都競馬場)

 混迷を極めるスプリント界で今年、頂点を目指すレッドアンシェル。体調が整わず、昨秋を棒に振った6歳牡馬にとって、勝負の年の初戦は第25回シルクロードS(2月2日、京都)となる。混戦必至のハンデG3で重賞連勝を狙う同馬を管理する庄野靖志調教師(49)を、内尾篤嗣記者が直撃。7か月ぶりの復帰戦へ向けての仕上がりと、高松宮記念・G1(3月29日、中京)への見通しを聞いた。

 ―レッドアンシェルは昨年6月のCBC賞で重賞初制覇。その後は疲れが出て秋は全休し、今回は7か月ぶりの実戦。仕上がりは?

 「もともとスプリンターズSを目標にしていたのですが、無理をせず休ませました。(12月20日に)栗東に来てからはしっかり乗り込んでいます。23日の動き(坂路で52秒3―12秒4)を見ても、だいぶ上向いて、この馬らしい動きになった感じがします。体重は前走と同じぐらいになると思います」

 ―この馬の良さは?

 「ゲートセンスが良くて、どこからでも競馬ができます。自在性があってテン良し、中良し、しまい良し。マイルは少し長い感じがしていたけど、1200メートルに使い出して(2連勝中)、最後の脚がしっかりしてきました」

 ―年が明けて6歳。ここまでキャリアは15戦と大事に使われてきた。

 「それほど数を使っていないから、まだ馬は若いですね。テンションの高いところがあるので、2か月に1回のローテーションを守って使ってきました。今回は間隔が空いたけど、本来、休み明けを苦にするタイプではありません。それに競馬ではコントロールしやすい子で、(フォーリーへの)乗り替わりは問題ないでしょう」

 ―今春の目標は?

 「高松宮記念が最大目標になってきます。まずはシルクロードSでしっかり結果を出して、G1に向かって行けたら。(【2120】と)京都で成績を出しているのは心強いですね。重馬場のCBC賞で勝ったように、今の(時計がかかる)京都の馬場も味方してくれると思います」

 ―最後に復帰戦に向けての意気込みを。

 「もともと上で活躍できる馬だと思っていて、前走で重賞を勝つことができました。仕上がりに関しては、ここを使って上向いていける感じを持っています。復帰戦でいい競馬ができる感触は十分にあるし、G1に向かっていいステップを踏めたら、と思っています」

 ◆庄野 靖志(しょうの・やすし)1970年3月2日、北海道生まれ。49歳。助手時代は96年から栗東・高橋隆厩舎に所属し、06年に調教師免許を取得。07年3月に開業。JRA通算234勝。18年大阪杯、19年ジャパンC(いずれもスワーヴリチャード)のG1・2勝を含む重賞13勝。JBCスプリント2勝(10年サマーウインド、17年ニシケンモノノフ)を含む地方交流重賞を7勝。血液型B。

〈取材後記〉 北海道日高町で競走馬生産を営む庄野牧場で生まれ、大叔父はJRAの調教師として79年の日本ダービー馬カツラノハイセイコなどを管理した庄野穂積さん。今回のシルクロードSには同牧場が生産したエイティーンガールも名を連ねている。

 競馬の道を約束されていたような背景があるが、高校時代はバレーボール部に所属。札幌藻岩高3年の時、北海道代表としてインターハイに出場。「北海道の東海大四が3冠を取った年で、そこには南由紀夫、清水克彦などすごい選手がいました。僕は1回戦で負けたけど、いい経験ができました」と振り返る。バレー、母校への愛も強く、昨年の春の高校バレーに、31年ぶりに出場した際には、そろいのジャージーをプレゼントした。

 昨年はジャパンCをスワーヴリチャードで制するなど、活躍を続ける庄野師。優しい人柄で慕われるトレーナーが、春のスプリントG1に向けて好発進を決めることを期待したい。

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