元日本ハム・立田がJR北海道クで再出発「もう1回、チャンスはある」

ブルペンで投球練習を行うJR北海道クラブ・立田(カメラ・清藤 駿太)
ブルペンで投球練習を行うJR北海道クラブ・立田(カメラ・清藤 駿太)

 昨季限りで日本ハムを戦力外になった立田将太投手(23)が、社会人野球のJR北海道クラブで再出発した。27日は札幌市内で報道陣に練習を公開。ブルペンでは今季初めて捕手を座らせて34球、キレのあるボールを投げ込んだ右腕は「まずまず順調に来ている。今はまだ焦らずにやりたい」と、心地よい汗をぬぐった。

 昨年11月に12球団合同トライアウトに参加も、NPB球団からのオファーはなかった。奈良の実家で途方に暮れていたところ、トライアウトを視察していたJR北海道クラブの関係者から連絡が来た。「家の近くまで来てくれて。少しでも力になって欲しいという思いがグッときた」と、北海道での再起を誓った。

 今月1日に入社。新人駅員として改札に立ち、夕方から全体練習に合流する。「先日は“占冠”が読めなくて」と、北海道特有の難読地名に悪戦苦闘する日々だが、改札を通るファンからの励ましの言葉に胸を熱くしてきた。「僕は高卒でプロに入って社会を知らない。学ぶことはたくさんある」と、新たな環境が刺激となっている。

 ただ、ここが立田の“終着駅”ではない。180センチ、101キロの大型右腕として、2軍では2年連続50試合以上登板。まだまだ伸び盛りの23歳は「もう1回、(NPBの)チャンスはあると思っている。自分自身の頑張り次第」。まずは都市対抗、日本選手権の本大会“切符”をつかみに行く。

 ◆立田 将太(たつた・しょうた)1996年6月4日、奈良県河合町生まれ。23歳。河合小1年で野球を始める。河合第一中3年時に葛城JFKボーイズで日本代表入り。大和広陵では2年春のセンバツに4番・投手として出場。14年ドラフト6位で日本ハム入りし、18年10月2日の西武戦でプロ初登板。通算1試合0勝0敗。180センチ、101キロ。右投右打。

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