祖母の正代正代さん、正代ねぎらう「孫の活躍が一番楽しみ」

18年12月の宇土巡業での正代と祖母の正代さん
18年12月の宇土巡業での正代と祖母の正代さん

◆大相撲初場所15日目 〇正代(押し出し)御嶽海●(26日・両国国技館)

 平幕の正代は1差で初優勝に届かなかったが、幕内・御嶽海を破って自己記録を更新する13勝目。祖母の正代正代(しょうだい・まさよ)さん(91)は熊本から孫の活躍をねぎらった。新関脇・朝乃山は10勝締め。先場所は小結で11勝しており、境川審判部長代理(元小結・両国)は春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ)が大関取りになる可能性を示唆した。三賞は殊勲賞に徳勝龍、遠藤。敢闘賞は徳勝龍、正代と新入幕・霧馬山。技能賞は幕内・北勝富士が選ばれた。

 花道奥で待機していた正代は、優勝決定戦の土俵に向かうことなかった。本割で御嶽海を押し出して2敗を死守。大銀杏(いちょう)を結い直し、気合十分の中、聞こえてきたのは徳勝龍の初Vを祝福する大歓声。「やることはやった。(優勝決定戦を)待っていたのに振られましたね」。必死の笑顔。悔しさを押し殺して、いつも以上に明るく振る舞った。

 初めて千秋楽まで優勝の可能性を残した。自己新の幕内13勝には胸を張れる。故郷・熊本の祖母・正代(まさよ)さんは孫の奮闘をねぎらった。

 「毎日、家でテレビを見ていました。毎日、神様にけがをしないように祈っていました。今はちょっと肥えたかな。その方が強いのかな。熊本からも皆さんが応援してくれた。勝ったら花火が上がります。私は今年で91歳。この前の88歳の米寿の時は、孫が初めて(熊本)玉名市の料亭でお祝いしてくれた。勝ち越してくれるのが一番。孫の活躍が一番の楽しみ。頑張ってくれました」

 来場所は、17年春場所以来の三役復帰の可能性も大いにある。「次につながるというか、今場所の相撲はいいイメージだった。負けた相撲も悪くはなかった」。熊本出身初Vの夢は、確固たる目標になった。(小沼 春彦)

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