静岡学園、延長ヒヤリ8強 DF市川「点を決めたい気持ちが強かった」

延長後半6分、静岡学園DF市川(中央)が勝ち越しゴールを奪い、ベンチの仲間の元にダッシュ
延長後半6分、静岡学園DF市川(中央)が勝ち越しゴールを奪い、ベンチの仲間の元にダッシュ

◆サッカー 静岡県高校新人戦第3日 ▽3回戦 静岡学園2―1清水東(25日、藤枝市民Gほか)

 3回戦が行われ、静岡学園が苦しみながらも清水東を2―1で下して8強入り。前半9分に先制を許したが、後半9分にFW松永颯汰(1年)が同点ゴールを奪うと、延長後半6分にDF市川聖也(2年)がこぼれ球を押し込んで勝ち越した。26日は準々決勝4試合が行われる。

 まるで優勝したかのような盛り上がりだった。1―1で迎えた延長後半6分。静学DF市川が、右CKからのシュートがこぼれた所に反応した。「すぐゴール前に戻らないといけなかったけど、点を決めたい気持ちが強かった」。今大会初ゴールが値千金の決勝弾。ベンチに向かって走ると仲間が集まり、全員で喜び合った。

 相手の気迫に押し込まれた。高い位置からプレスをかけられ、敵陣まで攻め込めないまま、前半9分に失点。20分過ぎからペースをつかんだが、前半はシュート3本に抑え込まれた。

 しかし、「焦りはなかった」と司令塔のMF渡辺怜歩(2年)。全国選手権決勝は青森山田を相手に、0―2から逆転勝利。先輩たちの諦めない姿勢を、新チームの選手はベンチやスタンドで目撃し、しっかりと受け継いでいた。落ち着いて後半も攻め続けると、松永が同点弾。延長後半にきっちり勝ち越した。

 日本一になったことで、すべての高校が「打倒・静学」に燃えて向かってくる。「そこを勝ち切ればチームが1ランク上がる。いい経験になりました」と斎藤興龍コーチ(41)。静学包囲網を、一丸となって突破していく。(里見 祐司)

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