青森山田、選手権組不在も2発逆転…小原がV弾で猛アピール

後半31分に逆転弾を決め、力強く叫ぶ青森山田・小原(右から2番目=カメラ・有吉 広紀)
後半31分に逆転弾を決め、力強く叫ぶ青森山田・小原(右から2番目=カメラ・有吉 広紀)

◆高校サッカー男子 東北新人選手権 ▽1回戦 青森山田2(35分ハーフ)1聖和学園(25日、いわきFCフィールド)

 13日に決勝が行われた全国高校サッカー選手権で準優勝した青森山田(青森)が、新チーム初の公式戦で聖和学園(宮城)に2―1で逆転勝ちした。MF小原由敬(1年)が後半31分に勝ち越しゴール。選手権出場メンバーが代表活動などで不在のなか、レギュラー取りへ猛アピールした。

 ベンチ脇で待つチームメートの輪の中へ、青森山田・小原が笑顔で駆け寄っていった。1―1の後半31分、ペナルティーエリア内に走り込み、FW古沢ナベル慈宇(2年)のパスに飛び込んでシュート。決勝点を決めた。前半30分に先制を許す苦しい展開の中で、チームを救った一撃に小原は「(得点につながった連係は)練習でやっていた。点が取れてよかった」と振り返った。

 静岡学園と頂点を争った全国選手権決勝から12日。出場した1、2年生の中でDF藤原優大(2年)がU―18日本代表に、MF松木玖生(くりゅう、1年)が日本高校サッカー選抜候補合宿に選出されたため欠場。またDF内田陽介(2年)ら数名もけがなどで外れた。今大会の指揮を執る正木昌宣コーチが「レギュラーを脅かすような選手が出てきてくれれば」と期待する中、小原が結果を残した。

 新チーム始動にあたり、自らの“意識”を変えた。昨年は主にセカンドチームの一員として、プリンスリーグ東北でプレー。小原は「バランスやこぼれ球を意識していて、得点はあまり考えていなかった」と話す。だが正木コーチは「技術のある選手だけど、(チームは)うまいだけじゃなく怖い選手を求めている」。得点に貪欲になるよう伝えた。新チーム始動以降は、FWのすぐ後ろにいるシャドーの位置からゴール前へ飛び込むことを意識。これからも更なる得点を狙う。

 選手権は登録メンバー30人には入ったが、20人のベンチ入りメンバーには残れず補助役に回った。次こそ選手権のピッチに立つため、アピールを続けていきたい。26日の準決勝は専大北上(岩手)と対戦。「試合を作る、ボールを落ち着かせるという役割をこなしながら、ゴール前へ入っていきたい」と小原の得点が増えれば、白星も自然と近づいてくる。(有吉 広紀)

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