【鹿島】ザーゴ新監督「勝ちきる」 スローガンは「Football Dreamみせる」

新体制発表会見に臨むザーゴ新監督(2列目中央)と11人の新加入選手
新体制発表会見に臨むザーゴ新監督(2列目中央)と11人の新加入選手

 鹿島は23日、茨城・鹿嶋市内のホテルで新体制発表会見を開き、今季から指揮を執るザーゴ監督(50)と新加入のDF奈良竜樹(26)ら11選手が出席した。チームスローガンは「Football Dreamみせる」に決まった。ザーゴ監督は「勝ち切る」サッカーを目指し、多くのタイトル獲得に貢献することを目標に掲げた。同監督の会見要旨は以下の通り。

 ―鹿島の監督になっての感想を。

 一生懸命やっている中で評価されて、うれしい。それを結果に結び付けなきゃいけない。鹿島は歴史があって、ブラジル人であれば、日本のクラブで知っているクラブと言われたら迷わずアントラーズと答える。世界に知れわたっているクラブの歴史に恥ないように、そして新たな歴史を作っていきたい。良いサッカー、華麗なサッカーをしたい。

 ―目標を。

 (初戦のACLプレーオフ、メルボルンV戦=28日まで)理想の日数ではないが、試合がある。まずは結果を出して、本戦へと行くこと。フロントを含め融合するように意見交換して、周りにも慣れてもらって、自分の仕事を発揮したい。素晴らしいキャンプができた。チームの形が徐々にできた。僕にとっての誇りは、選手がキャンプで意欲的に取り組んでくれたこと。この意欲のまま取り組んだらもっと素晴らしいチームになる。

 ―初戦のACLプレーオフは間近に迫っている。

 理想のチームを作るための時間はない。そこで助かっているのは選手の意欲で、伝えたものをできるだけトライして成功させようとする意欲が素晴らしい。初戦までにチームとしてのオーガナイズは100%にはできないが、今できることを精いっぱいやり遂げて、全員でタイトルを取りたい。アントラーズは常にタイトル取らなきゃいけないことは理解している。初戦を勝つことはタイトルではなく、グループリーグに入ると言われるかもしれないが、その先にタイトルがある。成し遂げたいし、突破が決まれば、チーム作りを固める余裕が出てくる。そこからはまた違う取り組み、形でやっていきたいと選手に話している。

 ―理想とするサッカーを。

 まず理想は、ファンであればつなぐサッカーで、相手に何もさせずに得点を重ねていく。シンプルであるけど、、それを難しくしてしまう人がいる。私はシンプルかつ効率を求めていく。ボール握りながらゲームコントロールをする。主導権を握って自分たちのタイミングで攻撃する。ボールを持っていないときはアグレッシブに守備をして、プレッシャーをかけて、もう一度自分たちのボールにする。

 ―ジーコからの言葉。

 特別に彼からの言葉はないけど、彼は生き字引であり、成功者である。現役時代もそうだし、監督としても。彼はアントラーズを知り尽くしている。話ができればなと思っています。彼が教えてくれることは多々ある。チーム作りはそう簡単ではない。ご存じの通り、クラブ内は変更が色々あったので、自分ひとりで成功することはできないと話した。大変な部分はあるだろうけど、全員で微調整しながら、成功に導けるようにしていけたらなと思う。年末にはタイトルかかった多くの試合があると思うので、最近取れていない結果を出すことができれば。全員で手にできればなと思っています。

 ―柏に所属していた時と比べて、Jリーグの印象の違いがあるか。

 僕がプレーした時代とは、Jリーグ発足から間もない時期だった。選手の質も全然違う。当時は海外でプレーする選手も少ない、あるいはいなかった。今は国境の壁がなくなって評価され、選手としての打診が海外からくる。当時とはまったく違う時代。サッカーも違う。

 鹿島の話をもらった時には、日本人、日本の文化、国民性に共感を持っていて、僕に似ているところがあった。いつか日本へと思っていたから、即決した。他のリーグに比べて、そん色あるかっていったら、そうは考えていない。スピーディーで魅力あるサッカーがここにはある。見るのも楽しいJリーグになっているのではないかと思う。アントラーズは歴代ブラジル人が多かった。彼らは歴史を残した。僕も彼らに負けないように、歴史を刻んでいきたいと思う。

 ―ACLへの意気込みを。

 まず1月28日を勝ち抜かなければいけない。それを突破していないので、発言することは難しい。相手がメルボルン。相手は4か月、5か月活動している。フィジカル要素では相手が上回っている状態だ。身長差がある。我々としては技術能力が、非常に高い。選手たちが意欲的にやっているプラスがある。簡単に戦える試合ではないと思う。何が何でも突破しないといけない。突破できれば、そこから余裕をもって準備ができると思う。鹿島は当然アジアでNo.1に近い、トップ5のクラブではないかと思っている。そのクラブがACLに出ないことはありえない。第一目標をクリアして、ステップバイステップでやっていければなと思います

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