中国新型肺炎でボクシング五輪予選中止…代替地にフィリピン浮上

成松大介
成松大介

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国・武漢市で2月1日から開催予定だったボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選を中止すると22日、主催者が発表した。

 参加者の健康や安全を考慮した。代替地には感染者の疑い例が確認されたフィリピンなどが候補に浮上しており、関係者の間では不安視する声も出ている。日本ボクシング連盟は、国際オリンピック委員会から23日に新たな日程や開催地の最終結論を出すとの通達を受けたという。日本は男子ライト級の成松大介(自衛隊)ら男子6階級、女子5階級の選手が出場し、31日に武漢への出発を予定していた。

 ◆ボクシングの五輪への道 代表選考会で出場権を獲得した選手が、五輪アジア・オセアニア予選(未定)か世界最終予選(5月12~23日、パリ)で出場枠を獲得すれば内定。ともに失敗した場合は開催国枠(男4、女2)で予選結果が良かった階級を優先的に選ぶ。

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