久保隼、現役続行 2階級制覇に再チャレンジへ

スポーツ報知
元WBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼

 元WBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼(29)=真正=が現役を続行することが21日、分かった。右利きでサウスポースタイルの久保は、2018年4月に当時の王者セルメニョ(ベネズエラ)に11回TKO勝ちし、世界初奪取。同9月の初防衛戦でダニエル・ローマン(米国)に9回TKO負けして陥落後、世界2階級制覇を目指し、19年5月にWBA世界フェザー級王者・徐燦(中国)に敵地で挑んだが6回TKO負け。進退を保留していたが、12月からジムワークを再開していた。

 この日、神戸市の湊川神社での真正ジムの必勝祈願に出席した山下正人会長(57)は「今年の夏頃に久保の復帰戦を行いたい」とした。久保や28日にWBO世界女子ミニマム級王座決定戦を控える多田悦子(38)は、この日の必勝祈願には参加しなかった。

 また、現役時代に真正ジム所属だった元WBO世界ミニマム級王者・山中竜也氏(24)の妹でアマチュアボクサーの山中菫(18)=相生学院=が、同ジムから年内のプロデビューを目指していることも分かった。

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