「エースのジョー」宍戸錠さんが死去、86歳 13年には自宅全焼

宍戸錠さん(2013年撮影)
宍戸錠さん(2013年撮影)

 俳優の宍戸錠さんが亡くなったことが21日、分かった。86歳だった。

 宍戸さんは日大在学中の1954年、8000人の応募の中から第1期日活ニューフェースに合格。映画「警察日記」でデビューするなど174センチの高身長と甘いマスクで当初は二枚目路線で俳優人生をスタートさせた。

 だが56年に自ら別の道を切り開く。今や代名詞的なエピソードとなった美容整形手術だ。会社に内緒で頬にシリコンを入れて膨らませた。小林旭の「渡り鳥」シリーズ、「拳銃無頼帖シリーズ」など殺し屋役が定番に。「早射ち世界第3位、0・65秒」のキャッチフレーズでアウトローとして存在感を発揮。小林、石原裕次郎さんらとともに時代を築いた。自身がカードゲーム好きだったこともあり「エースのジョー」のニックネームも定着した。

 その後、テレビの世界にも進出。「巨泉・前武のゲバゲバ90分!」(日本テレビ)、また「くいしん坊!万才」(フジテレビ)ではリポーターを務めるなどバラエティー番組にも出演。それまでのイメージと違う一面も見せた。01年には頬のシリコンの除去手術も行った。

 私生活では62年に元女優でエッセイストの游子さんと結婚。2010年に亡くなるまで、長男で俳優の開ら3人の子供に恵まれた。芸能一家でも知られ、92年に亡くなった弟で元俳優の郷★治さんの妻は歌手のちあきなおみさんだ。

 13年には建築家の鈴木恂氏が手がけた世田谷区の豪邸が全焼。游子さんの肖像画、衣装や写真、保存していたシリコンなど、ほぼすべての思い出を失った。何者かによる放火を主張したが、原因は不明なまま。失意の宍戸は一時、ラブホテルに住むなどの生活を余儀なくされた。

 様々なエピソードが示すように豪快な性格でも知られた。飼い犬の名前も「俺は強い名前が好きなんだ」と豪語していた通り、雌のパグに「ムサシマルコ」、雌のシェパードに「サダムフセインコ」とネーミング。常に話題に事欠かない人生だったが、火事以降は露出を減らしていた。

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