【巨人】宮本コーチ「メジャー流」時短練習導入で球数減 肩肘への負担減らし結果を

メジャー流調整の導入を提案した宮本コーチ
メジャー流調整の導入を提案した宮本コーチ
試合当日の先発投手の動き
試合当日の先発投手の動き

 巨人の宮本和知投手チーフコーチ(55)が20日、スタッフ会議に参加し、今年の投手陣のテーマの一つに「球数減」を掲げた。そのために、試合前や練習の中でなるべく肩や肘に負担をかけない「メジャー式」を導入する考えを明かした。

 「うちの投手は(試合前練習で)キャッチボールも遠投も長い。それで試合前にまた遠投をする」と指摘。改善策として、試合前のキャッチボールや遠投の時間短縮、ブルペンでの時間制限などを挙げた。

 メジャーは日本の球団に比べて練習時間が短い。先発投手は100球程度で交代するのが慣例となっており、練習日のブルペンでも日本のように100球以上投げる投手は少ない。効率良く“短時間集中型”で調整する。メジャーから日本に復帰した元広島・黒田は、先発日は“出勤時間”を遅らせて、キャッチボールを始めるのは試合開始の約40分前、というメジャー流で結果を残した。

 さらに宮本コーチは、試合でも球数減を意識させる方針だ。「例えば(カウント)0―2から(勝負)させるとか」と、ボールにする遊び球を投げずに3球勝負を視野。「そこから先発にできるだけ長い回を投げてもらう」。5回程度で交代するケースが減れば、勝利の確率も上がり、救援陣の負担減にもつながるはずだ。

 また、宮本コーチは、春季キャンプでの紅白戦3試合(2月4、8、9日)を終えた時点で、先発、中継ぎの適性を判断する方針を示した。東京五輪のある今年は開幕が早いため、早期に実戦モードに突入させる。「11日からはベテランが入ってくるので、実戦の態勢を組む。沖縄に行ったらオープン戦はすべて勝負。ふるいにかける」。投手王国再建へ、宮本改革を進めていく。(河原崎 功治)

 ◆宮国、鍬原、田口ら先発で勝負ならリリーフないぞ

 昨シーズン後から先発希望者を募ってきた宮本コーチ。宮国や鍬原、田口ら昨年は主にリリーフだった投手も春季キャンプでは先発サバイバルに参戦する。同コーチは「そこ(先発)でダメだったからリリーフに来るっていうのは(頭に)置いてほしくない。先発で勝負するならリリーフはないぞって。リリーフに失礼ですから」と退路を断つ決意で臨むことを厳命した。

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