阪神・矢野燿大監督(51)が20日、ABCの「おはよう朝日」に生出演し、視聴者からの質問に次々と答えた。
昨季0勝に終わり、復活を目指す藤浪晋太郎投手(25)に話題が及ぶと「去年、(秋季キャンプで)山本昌さんにも来て頂いていい状態でここまで来ている。楽しみにしている。でも僕は期待というよりも、晋太郎自身がいい表情で、自分自身の投球に向き合えたら、それが一番だと思います。大阪桐蔭で投げていたような表情に近いような顔で投げてくれたら。もちろん成績もついてくると思うんですけど、それが一番の望みです」と親心を口にした。
球団史上初となる外国人8人体制で開幕を迎えることについては「チームの中心は育成なんですけど、現在、(戦力が)足りない。競争を激しくしようというところで外国人を取ってやっていこうと」と説明。「(ボーアは)中心を打ってもらいたい。(サンズは)勝負強い打者。現状、誰が出てもおかしくない。ある程度、中心は固定したいけど、僕も読めないですね」と明かした。
番組の最後に「今年はずばり優勝できますか?」と問われ「もちろん日本一になります。2020年11月15日第7戦、タイガース日本一になりました。ありがとうございます!」と早くも自身が甲子園で胴上げする姿を思い描いていた。