東洋大の相沢晃が7大会連続区間賞 松山和希に東洋大エース後継を期待

ゴールする福島・相沢晃
ゴールする福島・相沢晃

◆全国都道府県対抗男子駅伝 (19日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)

 一般(社会人、大学生)2区間、高校生3区間、中学生2区間の計7区間48キロで争われ、一般が担う最終7区(13キロ)で箱根駅伝2区で区間新記録をマークした東洋大の相沢晃(4年)が区間記録に1秒と迫る37分10秒の好タイムで区間賞を獲得した。前回優勝の福島は序盤、出遅れたが、相沢が12人をゴボウ抜きして、14位まで引き上げた。相沢は学生3大駅伝と全国都道府県駅伝の主要大会で、3年時の全日本大学駅伝から7大会連続区間賞、うち区間新記録4回の“無双”の強さを発揮。今後、東京マラソン(3月)は回避し、東京五輪では1万メートルで出場を目指す。

 高校生の最長区間の5区(8・5キロ)では、今春、東洋大に入学する福島・学法石川高3年の松山和希が23分55秒の区間タイ記録の激走で、41位から14人ゴボウ抜きで27位まで挽回した。2009年大会に長野・佐久長聖の村沢明伸(現日清食品グループ)がマークした区間記録に11年ぶりに並んだ逸材に対し、高校、大学を通じて先輩となる相沢も大きな期待を寄せる。「厳しい位置で区間タイ記録をつくったのは力がある証拠。僕が卒業した後、1年目から東洋大を背負う気持ちで走ってほしい」と相沢は、自身の後継となるエース候補に熱く、温かいエールを送った。

 レースは首位でタスキを受けた長野アンカーの中谷雄飛(早大2年)が社会人ランナーの強豪から逃げ切り、2時間17分11秒で3年ぶり8度目の優勝。2009年に長野がマークした2時間18分43秒を1分32秒も更新した。

 2位は兵庫。7区で首位の長野と21秒差の4位でスタートした埼玉は、前マラソン日本記録保持者の設楽悠太(28)=ホンダ=が3位まで追い上げることが精いっぱいだった。

 高校生が担う1区(7キロ)では、宮城の吉居大和(仙台育英3年)が19分46秒の区間新記録で区間賞を獲得。今春、箱根駅伝12位の中大に進学予定の吉居をはじめ5人が区間新記録をマークした。同じく高校生区間の4区(5キロ)でも、埼玉の唐沢拓海(花咲徳栄3年)が14分7秒で区間タイ記録をマーク。中学生区間の6区(3キロ)では長野の吉岡大翔(川中島中)が8分22秒、京都の柴田大地(桂中)が8分28秒で、松山が栃木・大田原中時代の17年につくった8分29秒の区間記録を更新した。

 箱根駅伝に出場した210選手中177人(84・3%)が履いたナイキの厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」を今大会でも多くの選手が使用。区間新記録が連発した箱根駅伝同様に好記録ラッシュとなった。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請