法大OB会が18日、都内のホテルで開かれ、野球殿堂入りした田淵幸一氏(73)、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)らが出席した。
田淵氏は壇上で、同級生の山本浩二氏(73)の現状について「今朝電話で話して、4月から解説に復帰すると話していた」と説明。昨年は体調不良で療養していたが、同氏は「だいぶ良くなって、毎日30~40分散歩をしているそう」と、うれしそうに話した。
山本氏と田淵氏は故・富田勝氏とともに「法大三羽がらす」と呼ばれた。現役引退後は2008年北京五輪では星野監督の下で2人そろってコーチを務めた。東京五輪では法大OBの稲葉監督が率いる侍ジャパンの金メダルが期待されるとあって、田淵氏は「北京は4位でいい思い出がないが、今年の五輪では、何十年たっても『あの時、稲葉は良くやった』と言われる結果を出してほしい」と後輩を激励していた。