【仙台】広島から新加入の地元出身DF吉野。憧れベガの力に 「1年間通して試合に出て力になりたい」

スポーツ報知
縦パスを通し、好機を作る仙台DF吉野(右)(カメラ・小林泰斗)

 J1ベガルタ仙台は、17日の沖縄キャンプ5日目、午前と午後の2部練習を行った。午前はインターバル走を行い、午後は戦術確認と実戦形式の練習を中心に汗を流した。今季広島から新加入のDF吉野恭平(25)は仙台市出身で地元クラブでプレーすることに気持ちを高めている。この日は、センターバック(CB)の位置で実戦練習に臨み、最終ラインから丁寧な攻撃の組み立て、得点につながる鋭いパスも見せた。

 相手からボールを奪い、前を向くと迷わず右足を振り抜いた。最終ラインから鋭い縦パスが前線の選手に渡りゴールへの起点となった。吉野は「戦う姿勢とロングフィードや攻撃を組み立てる部分が自分の武器」。自身の強みを発揮し、アピールを続けている。

 昨季は広島で開幕からCBとして12試合連続先発。第2節から6節まで5試合連続完封に貢献するなどリーグ16試合に出場。ボランチでも2試合に先発した。しかし、1年を通してレギュラーの座をキープしきれず悔しさは残った。吉野は「1年間通して試合に出てチームの力になりたい」。新天地でのスタメン定着へ闘志を燃やしている。

 吉野にとってベガルタ仙台は子どものころからの憧れのチームだった。小学生時代は、FC・ASKに所属しながら、仙台のジュニアスクールにも週1、2回のペースで通った。ユアスタではボールボーイを務めたり、たびたびホーム戦を観戦した。今季ついに仙台の一員となり、「いつか地元でプレーしたいと思っていた。頑張ってきて良かったと思いました」と喜んだ。

 吉野がつける背番号16は、07年途中から13年まで仙台でプレーした広島GK林卓人(37)と17年夏~18年シーズンをプレーした広島MF野津田岳人(25)と同じ番号。「岳と卓人さんがつけた番号をつけようという話を3人でしていた。仙台と広島のラインつくろうかなと思います」。仙台で主力として活躍した2人の系譜を受け継ぎ、チームの中心選手を目指す。(小林 泰斗)

 ◆吉野 恭平(よしの・きょうへい)1994年11月8日、宮城・仙台市生まれ。25歳。小学1年から地元でサッカーを始める。高校の3年間は東京Vユースでプレー。同期に日本代表MF中島翔哉(25)らがいる。13年トップ昇格し、東京Vでプロのキャリアをスタート。14年途中から広島でプレー。16、17年は京都へ期限付き移籍、18、19年は広島。今季完全移籍で仙台に加入した。11年にU―17から15年のU―22までの各年代別の日本代表選出。182センチ、75キロ。利き足は右。

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