【楽天】高梨雄平、トマトジュースパワーで飛躍狙う「血圧下がって調子いい」

ブルペンで投球練習を行った楽天の高梨(カメラ・高橋 宏磁)
ブルペンで投球練習を行った楽天の高梨(カメラ・高橋 宏磁)

 楽天の高梨雄平投手(27)が17日、仙台市内の楽天生命パークの室内練習場でブルペン入りした。捕手を座らせて、約30球を投げた。シュート、スライダーなど変化球を投げるなど仕上がりの早さをうかがわせた。昨冬からは、血圧を下げるのに効果がある言われるトマトジュースを愛飲している。“トマトジュース”効果で、4年目の飛躍を狙う。

 体全体を使って、高梨は力強い球を投げ込んだ。室内練習場内のブルペンで、捕手を座らせ約30球。鋭い腕の振りから投じたスライダーが大きく変化し、ブルペン捕手が後逸する場面もあった。「昨年までは手先だけで投げていた。体全体のパワーをボールに伝えられるようになってきている」と手応えをにじませた。

 昨年7月8日のオリックス戦(山形)の前に急性虫垂炎を発症し手術を受けた。傷が開く可能性があったため、約1か月も戦線を離脱。19年シーズンは48試合に登板したが「ふがいない投球しかできなかった。イライラしたせいもあったのか、血圧の数値が上がったんですよ」と振り返った。

 昨秋の健康診断では「血圧高め」の診断が出た。血圧は一時140前後ぐらいまで上がった時期もあった。診断書には「血圧が高い。もっと運動をしてください」とも、記入されていたという。

 「運動はしているのに。これ以上、どうしたらいいんだ」と苦笑いした左腕。血圧を下げるため、昨冬から取り入れているのが「リコピンの含有量が多いトマトジュースを1日に約1リットル飲むこと」。現在の血圧については伏せたが、効果はあったようで「血圧も下がっているし、体調もいい」と笑顔で明かした。

 18年には侍ジャパンにも選出されたが、19年シーズンは48試合に登板し2勝1敗14ホールド、防御率2・30。昨年12月の契約更改交渉では、プロ3年目で初めて年俸を減らし、今季の年俸は4800万円(金額は推定)となった。「4年目は本当に大事だと思っている。プロで10年以上やれるか、6年で終わってしまうか。今年にかかっている」と左腕。力強い口調で、高い向上心をのぞかせた。(高橋 宏磁)

 ◆高梨 雄平(たかなし・ゆうへい)1992年7月13日、埼玉・川越市生まれ。27歳。小学3年時に川越リトルで野球を始める。川越東高を経て早大に進学。3年春に東大戦で完全試合を達成した。JX―ENEOSを経て、16年ドラフト9位で楽天入団。17年に46試合に登板。18年2月には初めて侍ジャパンに選出された。175センチ、81キロ。左投左打。

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