平松愛理が地元・神戸で1・17ラスト復興ライブ「大震災は忘れられることはありません」

ラスト開催となる震災復興ライブを前に会見した平松愛理
ラスト開催となる震災復興ライブを前に会見した平松愛理

 1995年に発生した阪神・淡路大震災から25年となった17日、神戸市須磨区出身のシンガー・ソングライター、平松愛理(55)が、同市中央区の松方ホールで復興支援公演「KOBE MEETING 2020」を開催した。

 ライブでは、地震発生の3か月後にリリースした復興チャリティーソング「美(うま)し都~がんばろや We love KOBE~」を熱唱後、約600人の観衆とともに黙とうをささげた。

 95年3月から毎年行ってきた同ライブだが、四半世紀を迎えたこともあり、この日が区切りのラスト。「『KOBE MEETING』はいつか忘れられるけど、何か一つでも記憶に残れば永久に不滅。そして、大震災は忘れられることはありません。25年間、ありがとうございました!」と感謝した。

 震災では医院を営んでいた実家が全壊。友人・知人も多く失った。自身はツアー中に患ったインフルエンザの治療のため東京に滞在していた。「私は被災しなかった。神戸があまりに好き過ぎて、拭い去れない罪悪感があった。どうやって神戸の街と寄り添っていけばいいのか。心のつじつまを合わせようとして、このライブを続けてきた。それが根っこにありました」

 ライフワークの一つだったが、昨年10月、被災後も無料診察を続けた尊敬する父を亡くし「月日の流れを実感して、シンガー・ソングライターとして、あとどれくらい歌を伝えられるのか。痛切に感じました」。自問自答の結果、「表現者として音楽人生をまっとうする」と、今回のライブを最後にすると決めた。

 「日本は今、自然災害が非常に多くなっている。これからは被災地のみならず『未災地』と呼ばれる場所にもどんどん歌を届けたい。音楽には人を笑顔にして、勇気づける力があるんです」と平松。「きょうは結びの日ですが、スタートでもある」と、同ライブに込めた思いを今後も継続していく。

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