伊藤雅雪が2・2決戦に向けて意欲示す 中国初上陸で世界へアピール

ヘッドギアを外してマスボクシングを行った前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(左)
ヘッドギアを外してマスボクシングを行った前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(左)

◆プロボクシング スーパーフェザー級(58・9キロ以下)10回戦 伊藤雅雪―楊永強(2月2日、中国・海南島)

 前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(28)=横浜光=が17日、横浜市の同ジムで日本同級1位の渡辺卓也(Reason大貴)とのスパーリング4ラウンドなどを行った。

 試合まで約2週間。この日も伊藤は精力的に体を動かした。対戦相手の楊永強(中国)と戦った経験のある渡辺相手にスパー4回のあと、ヘッドギアを外して別の相手とマスボクシング(軽めのスパーリング)を3ラウンド。「カットしないよう、気を付ける練習のつもりで(ヘッドギアを)外しました」と緊張感たっぷりの中で体を動かした。

 昨年、手放した世界タイトル奪還のためにも、この試合の重要性を感じている。「進退をかけるくらい大事な試合という、そのくらいの気持ちで臨む。一歩進むか、下がるか…」。契約する米興行会社大手トップランク社も中国を重要な市場として位置づけており、伊藤のファイトは大きな試金石となる。「(楊は)不気味さはあるけど、技術をみるとそうでもなさそう…。でも、油断はしていないし、怖さも感じる。今日、渡辺選手にお願いしたのも、対戦経験があるし。渡辺選手は背も高いし、うまい。やれてよかった」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 昨年11月に長男・亜蘭くんが誕生。今回の試合には亜蘭くんを含め家族ら約30人ほどが日本から応援に駆けつける予定。「息子に初めて見せる試合。中国での試合は初めてだけど、こういうところでやると、また見える世界も変わってくる」。今回は収容人数が1万人近い会場で、伊藤はセミファイナルに登場。「世界に向けてアピールできる、いいカードをいただいた」と意欲を見せていた。

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