山口俊、開幕2カード目でいきなり秋山のレッズと対戦「ハロー、ボンジュール、こんにちは」爆笑入団会見

スポーツ報知
山口俊

 【トロント(カナダ)=一村順子】巨人から初のポスティングシステムで、ブルージェイズと2年契約を結んだ山口俊投手(32)が15日(日本時間16日)、本拠地球場で入団会見を行い「ローテーションを勝ち取る」と語った。ブ軍は、秋山翔吾外野手(31)が入団したレッズと、開幕2カード目の3月30日(同31日)から3連戦が組まれており、いきなり渡米1年目同士の対決が見られるかもしれない。

 テレビカメラ6台が設置された会見場。スーツ姿でひな壇に上がった山口は、いきなり「ハロー、ボンジュール、こんにちは」とあいさつ。カナダでは、フランス語も公用語とあっての粋なコメントで場を和ませた。しかし、救援について聞かれると「チームでの役割の重要性も分かっている」と前置きしつつ、昨年セ・リーグ最多の15勝を挙げたプライドもあってか「ローテーションのひと枠を勝ち取るつもりでキャンプに臨む」と先発へのこだわりを強調した。

 昨季のブ軍は、先発構想が崩れ、67勝95敗と低迷。そのため今オフはFAで昨季、防御率メジャートップだった柳賢振にロアークを、トレードでアンダーソンと3本柱を獲得。昨年、左膝靭帯(じんたい)断裂で5月以降全休のシューメイカーも復帰予定で、激烈な先発争いとなる。

 総額635万ドル(約6億9000万円)の2年契約。イニング数による出来高もモチベーションとなり、昨季と同じ170回なら最大140万ドルがプラスされるのだから、何とかローテの一角に食い込みたいところ。「大和魂の根性だけは負けない。僕自身まだレベルアップしたいし、パワーピッチャーとしてやっていきたい。メジャーでも力で押したい願望があるので」と意気込んだ。

 新しい環境に対応するためのカギとして、首脳陣とのコミュニケーションを挙げた。3か国語であいさつしたのも、週末に当地で行われるファンフェスタに自ら参加したいという思いから。新天地に溶け込もうという意欲の表れだろう。

 クラブハウスでは、殿堂入りの父を持つ注目の二世選手、ビジオらチームメートと対面。当地には今週いっぱい滞在する。練習、イベントへの参加、新居探しなど有意義な時間となりそうだ。ローテに入れば、レッズとの開幕2カード目の先発が濃厚。秋山といきなりの対戦となる。本人は「やっと実感が湧いてきて、テンションも最高に上がってきた」と、シーズンを見据えている。

 ■山口に聞く

 ―ブルージェイズと契約した理由は?

 「メジャーで唯一のカナダのチームでプレーしたいと思ったので選ばせていただきました」

 ―背番号1を選んだ。

 「僕自身が背負っていた11番の1という番号を大事にしたかった」」

 ―対戦したい打者は?

 「僕の中ではマーク・マグワイア(1998年に70本塁打)で止まっているんですよ」

 ―父は力士。

 「相撲に関しては、大人になるにつれて、失礼になるのかもしれないけど、お尻を出すのが恥ずかしくなって、野球の方がかっこいいと思った」

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