鶴竜休場「気持ちと体がかみ合ってない」と陸奥親方 左足首の痛みと風邪の影響か 

押し出された鶴竜(手前)
押し出された鶴竜(手前)

 ◆大相撲初場所5日目(16日・両国国技館)

 横綱・鶴竜(34)=陸奥=が、初場所5日目からの休場を発表した。この日師匠の陸奥親方(元大関・霧島)が、都内の陸奥部屋で取材に応じ「左足首が痛くて踏ん張りがきかないようだ。風邪もなかなか治らず力が入らない。体重も10キロ近く落ちた。気持ちと体がかみ合ってない」と理由を明かした。

 2場所連続休場明けから臨んだ初場所は、初日を黒星発進。2日目は小結・阿炎(25)=錣山=に勝ったが、3日目から2日連続、今場所3個目の金星を配給し1勝3敗と苦戦していた。初日に敗れたあとは「何があっても土俵には上がるつもり」と語っていたが、無念の休場となった。

 昨年の九州場所は初日の朝稽古で、「腰椎すべり症」を発症し全休。冬巡業では減量により腰の負担減に励んだが、これが思わぬ誤算を生んだ。場所前に発熱や体調を崩したこともあり、予想以上に減量。3日目、東前頭2枚目・北勝富士(27)=八角=に押し出しで敗れた後には「圧力がない。ちょっと痩せすぎ。普通は(立ち合いから)あのまま押し出している。相撲勘とかではない」と話していた。

 4日目に平幕の妙義龍(33)=境川=に押し出され、歴代9位となる通算31個目の金星配給。支度部屋では「(立ち合いで)パワーが伝わってない。全然、相撲が取れていない。しっかり体を作り直さないといけない」と話し、陸奥親方は「体重が落ちすぎている。病院に行かせて、それから話し合う」と途中休場を示唆していた。

 昨年の9月には前師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)が亡くなり、陸奥部屋に転籍してから初の本場所だったが15日間土俵を務めることは出来なかった。3日目からは横綱・白鵬(34)=宮城野=も途中休場しており、これで昨年の秋場所以来2場所ぶりに、横綱不在の場所となった。師匠は「白鵬が休んで余計に責任を感じていたと思う。焦りもあったかもしれない」と鶴竜の胸中を代弁し、「普通は気持ちが切れてもおかしくないが、切れていない」と春場所での復帰に期待した。

 5日目に取組が組まれていた西前頭2枚目・御嶽海(27)=出羽海=は、不戦勝となる。

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