【U23】森保監督、0勝「反省」…屈辱的な1次リーグ敗退

後半34分、PKを決められ同点とされる(GK大迫)(共同)
後半34分、PKを決められ同点とされる(GK大迫)(共同)
森保一監督
森保一監督
B組勝敗表
B組勝敗表
U-23日本代表の先発布陣
U-23日本代表の先発布陣

◆U―23アジア選手権 1次リーグB組第3戦 日本1―1カタール(15日・バンコク、ラジャマンガラスタジアム)

 【バンコク(タイ)15日=星野浩司】既に初の1次リーグ(L)敗退が決まっていたU―23日本代表は、B組第3戦で同カタール代表に1―1で引き分けた。前半終了間際、MF田中碧(21)=川崎=が一発退場。数的不利の中、後半28分にFW小川航基(22)=磐田=が先制点を決めたが、同34分にPKで追いつかれて、五輪イヤー初勝利を逃した。1分け2敗のB組最下位で大会を終え、進退問題も取り沙汰されている森保一監督(51)は、アジアで1勝も挙げられなかった。

 森保ジャパンが3戦未勝利でタイを離れることになった。微妙なVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定からPKを与え、同じく退場者を出しながら1―1のドロー。森保監督は「選手たちは意地を見せて、戦って勝とうとしてくれた。選手たちの今後の成長につながる」と振り返った。いつもより速く、強い口調に信念がこもっているようだった。

 VARに泣いた。前半終了間際、MF田中碧が相手の足を踏みつけたとして、VAR判定で一発退場。田中碧が先にボールに触っており、厳しいジャッジだった。森保監督も珍しく、険しい顔で天を仰いだ。1―0で迎えた後半34分にはPKを献上。エリア内でMF斉藤が相手を蹴ったとVAR判定で再度確認され、同点弾をたたき込まれた。

 今大会初戦から2連敗。日本代表史上初めて1次L敗退が決まると、森保監督の手腕にも厳しい目が向けられるようになった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「(森保監督を)サポートする」と続投を基本線とする姿勢を強調しながらも「話をしないといけない」と面談を希望。東京五輪でメダル獲得を目指す日本に、危機感が漂う中のカタール戦だったが、勝ち点1しか手にできなかった。

 「(未勝利は)しっかりと反省しないといけない。私も含めて皆で反省して、過去は変えられないので。ここからチームの、選手が成長してくれるために、この大会の経験を生かしたい」と森保監督。この試合だけなら「不運な判定。勝ち点1」ととらえられるが、3試合を通じて終盤の失点、ミスの多さ、攻撃の形のなさは、課題として据え置かれている。

 東京五輪まで半年。森保監督は「時間は限られているのは最初から分かっている。その都度のベストを尽くして活動を続ければ、大きな成果につながると思ってやってます。今回は残念な結果に終わりましたけど、最後、結果を出せるようにしっかりと積み上げていきたい」と前を見た。タイで屈辱的な1次L敗退を味わい、日本協会から見た立場も、以前のように盤石ではなくなった。進退問題も取り沙汰されており、監督としての正念場はこれからも続いていく。

後半34分、PKを決められ同点とされる(GK大迫)(共同)
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