Rソックス、コーラ監督を解任 アストロズのサイン盗み問題でコーチとして主導

 Rソックスは14日(日本時間15日)、アストロズのサイン盗み問題で、当時ベンチコーチとして主導的な役割を果たしたアレックス・コーラ監督(44)を解任したと発表した。

 大リーグ機構(MLB)は13日に、アストロズが初の世界一となった17年から18年途中まで電子機器で行っていたサイン盗みはコーラ氏と選手によるものだったと結論付けた。コーラ氏は18年にRソックスの監督に就任し、同年にワールドシリーズを制覇したが、ここでもサイン盗みの疑惑。MLBはその調査が終了次第、コーラ監督の処分を決めるとしているが、Rソックスは先手を打った形だ。

 ヘンリー・オーナーら球団幹部が14日に本人と話し合い「チームを効果的に導けないと判断した」として解任を決めた。コーラ監督は「チームの前進を妨げたくない」との声明を出したものの、サイン盗みへの関与は言及しなかった。同監督は21年まで契約が残っていた。

 MLBは13日に「選手がルールを順守するようにするのはGMと監督の役割だ」として、アストロズのルノーGMとヒンチ監督の1年間の職務停止処分を科し、球団は両者を解任した。Rソックスのコーラ監督解任で、計3人がメジャーの表舞台を去ることになったが、これで騒動は幕引きとなるのか…。

 ◆P・ローズ氏「選手も処分を」

 メジャー最多の通算4256安打を誇る一方、野球賭博への関与により永久追放処分を受けたピート・ローズ氏(78)がニュースサイト「NJ.com」の電話取材に答え、GM、監督が解任される騒動となったアストロズのサイン盗みに「サイン盗みを行っていた選手たちにも処分を与えるべきじゃないのか?」と批判。ローズ氏は自ら賭博に関与したことを認めた上で「間違っていたが、野球を汚してはいない」と主張した。

 ◆アレックス・コーラ(Alex Cora)1975年10月18日、プエルトリコ生まれ。44歳。96年にドラフト3巡目でドジャース入りした内野手。ドジャースでは野茂英雄、石井一久、ワールドシリーズ優勝の07年Rソックスでは松坂大輔、岡島秀樹とチームメートだった。メジャー通算1273試合で打率2割4分3厘、35本塁打。アストロズのベンチコーチから18年にRソックスの監督に就任。1年目にワールドシリーズ制覇に導き、同年オフに契約を21年まで延長していた。

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