【巨人】阿部2軍監督と下剋上 91人全員1軍チャンス

コーチ会議を終え、ジャイアンツ球場を引き揚げる阿部2軍監督(カメラ・中島 傑)
コーチ会議を終え、ジャイアンツ球場を引き揚げる阿部2軍監督(カメラ・中島 傑)

 巨人の1、2、3軍コーチ会議が14日、G球場で開かれた。宮崎1次キャンプでは2月4、8、9日に紅白戦を実施することが内定。阿部2軍監督はファーム(2、3軍)から一人でも多くの選手を1軍昇格させるべく、試合結果のみならず練習姿勢なども細かくチェックし、原監督ら1軍首脳陣に売り込むつもりだ。また、新人8選手は全員ファームスタートとなることが濃厚となった。

 GIANTSのユニホームを着ている全91選手にチャンスがある。若手だろうが、背番号3ケタの育成選手だろうが、つかみ取ることができるかどうかは自分次第だ。コーチ会議で、宮崎1次キャンプ中の実戦日程が内定。2月4日の「1軍VS2、3軍」から始まり、8日と9日に1軍メンバーがメインの紅白戦を実施することになった。

 ファームでキャンプインを迎える選手も、落ち込んだり腐っている暇などない。阿部2軍監督は「8、9日に呼ばれるようにやらさなきゃいけない」とキャンプ序盤の目標を設定した。4日の初戦の2、3軍組は自身が率いる予定。注目の阿部2軍監督の“初戦”となる。この試合でアピールした選手は2戦目にも呼ばれるはずだ。それ以外でも、阿部2軍監督が認めた選手を8日の1軍戦に推挙する可能性もある。そこでインパクトを残せば3戦目に進むことができ、その最終選考クリアとなれば、下克上で那覇2次キャンプ行きの切符を手にすることができる。

 阿部2軍監督は“敗者復活”の道も閉ざさない。「(4日の後の)その1週間で頑張ったかどうか。なるべく俺が全体を見られるように。人数は多いけど、できる限り見てあげたい」。取り組む姿勢や課題の達成度に目を光らせる。評価した選手は、那覇に移動する1軍へ推薦するつもりだ。

 宮崎キャンプの1~3軍のメンバー振り分けは原監督を交えた今後の会議を経て決定となるが、坂本、丸、亀井、炭谷の4選手は調整ペースを一任される「S班」として本隊から外れ、対外試合が本格化する15日の那覇キャンプから1軍合流する見込み。それにともない1軍枠が最初から4つ空いていることになり、そもそも若手にとって大チャンスのキャンプだ。昨年は1軍が宮崎から沖縄へ移動するタイミングで、ファームから5人が昇格をつかみ取った。元木ヘッドコーチは「その切符は若い選手が自分で頑張って取っていかないといけないからね」と求めた。(尾形 圭亮)

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