【DeNA】今永昇太、筋肉全く意識せず関節の動きだけで投げる

 DeNAの今永昇太投手(26)が14日、母校・駒大での自主トレを公開し、“骨投球”でセ・リーグでは2003年の阪神・井川以来となる20勝左腕を目指すことを誓った。昨季、自己最多の13勝をマークした左腕は、さらなる進化を遂げるために聞き慣れない言葉を口にした。

 「筋肉ではなく骨を使うことを投球ではテーマとしてやっていこうかなと思っている。筋肉を全く意識せず、骨の関節の動きだけで投げているような。骨の長さは変わらないですし、それ(投げ方)が一定すれば再現性も高まる」

 “骨投球”に行き着いたのは「筋肉は骨の上についている。骨は力みようがないし、骨や関節を意識しながら動かせば体の内側から使える」という発想から。投球の中で一番意識するのは右足首を固定して垂直に上げること。そうすることで股関節や膝の位置も決まり「筋肉を使わないで骨でグッといける」と自然と力をボールに伝えることができるという。

 昨年11月の侍ジャパンのメンバーとして出場した「プレミア12」のメキシコ戦では“骨投球”で6回1失点8Kと快投。「全部の球が思ったところに制球できた」と成功体験ができたことで、今オフは肩甲骨や手首にもキャッチボールから意識を置いている。今年初ブルペンとなったこの日は立ち投げで約30球も「骨で投げることを意識したけど投げ終わりのフィニッシュも(体が)流れることなく右足の股関節でしっかりと受け止められてよかった」と手応えは十分だ。

 自主トレ期間中には駒大の太田誠終身名誉監督から「20勝くらいしなければダメ」と激励を受けたことを明かし「そのくらいの数字を目指してやっていきたい」。東京五輪のメンバー入りが有力視される左腕が、新たな境地を切り開いていく。(後藤 亮太)

 〇…今永の自主トレにはヤクルト・寺島、ロッテ・中村稔、広島・高橋昂も参加。全員左腕だが球団も年齢も出身地もバラバラ。それでも今永が「一野球選手として光栄なこと」と後輩からのお願いを快諾し、合同自主トレが実現した。16年ドラフト1位ながら過去3年間未勝利の寺島は「結果を出して恩返しすることが一番。教えてもらったことを出して勝っている姿を見てもらいたい」と意気込んだ。

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