旬の寒サバが満杯 35センチ超5尾掛けも!…勝浦沖

良型マサバを釣り上げた岡本さん(聡丸で)
良型マサバを釣り上げた岡本さん(聡丸で)
良型スルメを4杯掛けで上げた中村さん
良型スルメを4杯掛けで上げた中村さん

 一日で2種目の釣りが楽しめるのがリレー釣り。外房・勝浦沖では、今が旬の寒サバとスルメイカが釣れている。南房・太海港の報知指定・聡丸の乗合船では、前半はフラッシャーサビキ仕掛けでマサバ釣り。30~47センチを多い人で50尾を記録している。後半は仕掛けをプラヅノに交換して良型のスルメを狙っている。クーラーが満杯になる人も多く、今が狙い時だ。

 午前4時30分に集合した釣り人を乗せ、松下聡船長(41)はこの日の釣り場、勝浦沖へと船を進めた。寒に入り、この時期のマサバは寒サバと呼ばれ、珍重される。これを狙う釣り人は多い。左舷船尾付近に席を構えた松戸市の岡本浩彦さん(56)もその一人。「今の時期のマサバは脂が乗って、特においしいです。奥さんや友人たちも楽しみにしています」と話す。

 釣り場に到着。まずは寒サバ釣り。松下船長から「水深60メートルを狙って」とアナウンス。岡本さんは指示ダナへと仕掛けを送り出した。タナに近づくと道糸を指で押さえ、竿を上下に揺すり誘った。と、待つ間もなく、竿先がガツガツと暴れた。サバのアタリだ。岡本さんは他の人と仕掛けが絡まないように、すぐに巻き上げを開始した。巻き上げ中にも追い食いをしたのか、竿は大きな弧を描いた。7本バリに35センチオーバーの丸々とした中型マサバが5尾掛けで上がった。見る見る間にクーラーボックスは30尾を超すマサバで埋め尽くされ、岡本さんはえびす顔を見せていた。

 マサバの食いは好調だった。四街道市の本名平喜さん(76)は6尾掛けで上げると、すぐに仕掛けを投入。するとタナに仕掛けが届く前にサバが食いつき、仕掛けを止めた。「この釣りのメインはマサバだね。30尾は超えたかな」と入れ食いを楽しんでいた。

 8時を過ぎ、スルメにバトンタッチ。この日はウネリと風、さらには二枚潮とスルメ釣りには悪条件。しかし、後半風と波が弱くなると、あきる野市の中村隆司さん(45)は、直結式で30~40センチのスルメを4杯掛けで上げた。「多点掛けはうれしいですね。キモが入って重みもありますよ」と満足そう。昨年から釣りを始めたというタレントの里美ゆりあは、ツノの扱いに苦労しながらもスルメを釣り上げ、「やったぁ~。初スルメです」と満面の笑みを見せた。

 聡丸では6日マサバ主体に30~47センチを20~45尾、スルメは30~40センチ5~20杯と好釣果をあげ、14日には大型マサバが数交じり、多い人で50尾を記録。松下船長は「昨年末からマサバの群れが入りました。スルメは潮次第ですが、潮の流れが弱ければ数釣りが期待できます。数が伸びている今がチャンスですよ」と早めの釣行を勧めた。(田中 清)

 ◆横に移動すれば仕掛けからまない

 ズラズラと多点掛けで上がってくるマサバ。バタバタと暴れ仕掛けが絡みやすいが、岡本さんは手際良くハリを外していた。「(自分が)横に移動しながら、仕掛けはサバを付けたまま足元に置きます。このほうが絡みませんね。次にオモリを船の外に垂らし、仕掛けを下ろしながらサバを外します。ぐちゃぐちゃに絡んだときは、新しい仕掛けに交換した方がいいですね」という。

 ◆めも リレー釣りの近況、乗合船は、太海港聡丸(TEL04・7092・0505)。乗合船は午前4時30分集合。料金は氷付きで1万1000円。要予約。サバ釣りには船宿オリジナルのフラッシャーサビキ7本バリ(500円)がお勧め。レンタルの電動リールセット有。

 勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)からもマサバ・スルメのリレー船が出る。

良型マサバを釣り上げた岡本さん(聡丸で)
良型スルメを4杯掛けで上げた中村さん
すべての写真を見る 2枚

ライフ

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請