ボクシング日本一から卓球復帰の11歳・小塩悠菜が2勝 夢は「五輪で金メダル」

ジュニア女子3回戦でプレーする小塩悠菜
ジュニア女子3回戦でプレーする小塩悠菜

◆卓球 全日本選手権 第1日(13日・丸善インテックアリーナ大阪)

 ジュニア女子で大会最年少の11歳・小塩悠菜(福岡・石田卓球クラブ)は3回戦で村上宝(大阪・香ヶ丘リベルテ高)に1―3で敗れた。

 小学5年生の小塩は軽快なフットワークで、時にはラケットのグリップの握りも変え、カットや強打を操る変則自在の卓球で福岡県予選を1位で突破し、初めての全日本選手権出場を決めた。3回戦で敗れはしたが、1回戦で増田華(長野・

JUPIC)、2回戦で畑中彩月季(愛知・名経大高蔵高)に勝利。今大会で目標だった2勝を達成し「年上の選手に2回勝てたのは良かった。緊張もあまりしなかった」と振り返った。

 異色の経歴の持ち主でもある。小学2年時に全日本選手権バンビの部で優勝すると、卓球を“引退”し、掛け持ちしていたボクシングに専念。小学生の全国大会「ジュニアチャンピオンズリーグ」の体重27・5キロ以下の部で日本一となった。同じ階級では対戦相手が少なかったため、昨春から再び卓球に復帰。岐阜から福岡の石田卓球クラブに留学し、練習を重ねた。

 卓球で全日本選手権8強の経験を持ち、元女子プロボクサーの母・真弓さんも成長に目を細める。「今までイライラしてしまうこともあったけど、今回は自分で冷静に判断してできていた」。メンタル面の変化だけでなく、私生活でも「帰省した時、食器を私の分まで自ら洗ってくれた。生活面で、自分のことが自分でできるようになった」と感動したという。

 姉の遥菜(14)=エリートアカデミー=は昨年の世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得している。姉妹で刺激し合う仲だ。将来が楽しみな11歳は「五輪で金メダルを取りたい」と夢を語った。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請