箱根3位・国学院大の新主将は新3年の木付琳

国学院大・木付琳
国学院大・木付琳

 第96回箱根駅伝(2、3日)でチーム史上最高の3位と大健闘した国学院大の新主将に木付琳(2年)が就任したことが14日、分かった。この日朝のミーティングで決まった。

 木付は1年時には故障で苦しんだが、地道にリハビリと補強トレーニングに励み、2年秋から急成長。今回の箱根駅伝7区で学生3大駅伝デビューを果たした。3位から4位へ順位をひとつ落としたが、区間11位とぎりぎり踏ん張り、レースの流れは切らさなかった。「1年の時は股関節痛など故障が多くて、ほとんど走ることが出来なかったが『絶対に箱根を走る』という強い気持ちを持って、この1年を過ごしてきました」と話す。木付の競技に向き合う姿勢はチームの誰もが認めており、新3年生ながら主将を務めることが決まった。

 今季、主将を務めた土方英和(4年)も3年時に主将に就任し、2年をかけてチームは熟成。出雲駅伝(昨年10月)で学生3大駅伝初優勝、箱根駅伝3位という歴史的な快挙を成し遂げた。その土方が木付の人間性を高く評価し、1年前に同部屋に指名。1年をかけて主将の心得などを伝授した。箱根駅伝では10キロの給水ではエースの浦野雄平(4年)、15キロの給水では土方が“力水”を与えた。

 木付のほか、今回の箱根駅伝では1区2位の藤木宏太、6区8位の島崎慎愛、10区4位で2人を抜いた殿地琢朗と4人の2年生が出場した。「土方と同じく木付が2年間、主将を務めることが大前提です。2年後の第98回大会で、また、大きなヤマをつくりたい」と前田康弘監督(41)は、さらなる高みへ意欲を示した。

 ◆木付 琳(きつき・りん)1999年7月17日、大分市生まれ。20歳。上野ケ丘中学時代は野球部で投手と遊撃手。助っ人として出場した駅伝で活躍し、強豪の大分東明高から勧誘を受ける。入学後、本格的に陸上を始めた。全国高校駅伝は2年2区7位、3年2区18位。2018年に国学院大経済学部に入学。特技はカラオケ。168センチ、51キロ。

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